ランス・ストロール 「今日はマシンのバランスを最適化できなかった」
レーシング・ポイントF1のランス・ストロールは、F1イギリスGPの予選を6番手で終了。予選では“バランスを最適化できなかった”が、レースでのポイント獲得には自信をみせている。
開幕3戦ではレッドブル・ホンダを上回る2番手に最速のマシンだと評価されていた“ピンクメルセデス”だが、今週末はセルジオ・ペレスの新型コロナウイルス感染というドタバタもあってか、今ひとつ締りに欠けている。
それでも、ランス・ストロールは、Q2をミディアムで突破した5台のうちの1台であり、3番手のマックス・フェルスタッペンからは約0.5秒の差につけた。一方、金曜日に初めてレーシング・ポイントのF1マシンに乗り込んだニコ・ヒュルケンベルグはQ3進出を0.065秒という僅差で逃して13番手だったが、タイヤを自由に選択できることからレースでは注目のドライバーのひとりになるはずだ。
ランス・ストロール(6番手)
「今日のポジティブな点は、明日6番手からスタートできることだ。戦略はうまくいき、ミディアムタイヤでスタートするというアドバンテージがあるし、周りのマシンとの戦いに役立つはずだ。僕たちはは間違いなくまた多くのポイント獲得を争える立場にいる。それが目標だ。昨日のプラクティスの方が強いと思ったし、気持ちを切り替えて、明日どうすれば強さを取り戻せるかを理解する必要がある。今日はマシンの最適なバランスを見つけるのが難しかった。それがセクター1に影響を与えた。予選ではそこで少しタイムを失った。今日の気温と風の状態は異なり、かなり変化していたため、これを回避することは困難なことでもあった。全体としてポジションには満足しているし、明日はまた別の日だ。今夜、ポジティブなステップを果たして、僕たちのホームレースに良い状態で臨めると自信を持っている」
ニコ・ヒュルケンベルグ(13番手)
「僕たちはQ3に非常に近かったし、今週末に孤立無援の生活からやってきたことを考えれば満足している! 8か月振りに戻ってきて、まったく異なる環境に飛び込んで、以前に運転したことのないF1マシンにのってすぐにパフォーマンスを発揮することは大きなタスクだ。本当に高速のチャレンジであるシルバーストンでコンディションが1日を通して変化しているときは特にね。だから、今日はちょっとあたふたしてしまった。特にセクター1でラップを完璧に決めるのはトリッキーだったQ2でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用してリズムを維持することはチャレンジだったけど、ほぼ戦略を機能させることができた。これはチームと僕がうまく仕事ができていることを示している。マシンについても理解し始めているし、学習を続けて、素早く迅速することが目標だ。今夜は宿題をこなして、明日はポイント獲得を目指していく」
オトマー・サフナウアー(チーム代表)
「今日の予選で我々はQ2でミディアムタイヤをランスを走らせるという積極的なアプローチをとった。。難しい判断だったが、レースにむけた戦略的メリットを考えれば、そのリスクを価値のあるものにすると感じた。ランスはそれを機能させ、Q3に進んだ。ニコはトップ10に入ることができなかった。難しい仕事を急にやらされ、昨日初めてマシンを運転したことを考えれば、理解できることだ。レースペースは競争力があるので、明日13番手から彼はポイントを獲得できると確信している。ランスはQ3のラップに完全に満足していなかったが、我々のホームレースにむけてうまく6番グリッドを獲得できた。今日のマージンは非常に近く、グリッド全体の今年の競争力を示していると思う。明日もそれは同じだ。周りのチームと戦い、また強力な結果を生み出すことができると思っている」
関連:F1イギリスGP 予選:ハミルトンPP獲得でメルセデスが1列目独占。3番手のフェルスタッペンとは1秒差
カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / F1イギリスGP / レーシングポイント
開幕3戦ではレッドブル・ホンダを上回る2番手に最速のマシンだと評価されていた“ピンクメルセデス”だが、今週末はセルジオ・ペレスの新型コロナウイルス感染というドタバタもあってか、今ひとつ締りに欠けている。
それでも、ランス・ストロールは、Q2をミディアムで突破した5台のうちの1台であり、3番手のマックス・フェルスタッペンからは約0.5秒の差につけた。一方、金曜日に初めてレーシング・ポイントのF1マシンに乗り込んだニコ・ヒュルケンベルグはQ3進出を0.065秒という僅差で逃して13番手だったが、タイヤを自由に選択できることからレースでは注目のドライバーのひとりになるはずだ。
ランス・ストロール(6番手)
「今日のポジティブな点は、明日6番手からスタートできることだ。戦略はうまくいき、ミディアムタイヤでスタートするというアドバンテージがあるし、周りのマシンとの戦いに役立つはずだ。僕たちはは間違いなくまた多くのポイント獲得を争える立場にいる。それが目標だ。昨日のプラクティスの方が強いと思ったし、気持ちを切り替えて、明日どうすれば強さを取り戻せるかを理解する必要がある。今日はマシンの最適なバランスを見つけるのが難しかった。それがセクター1に影響を与えた。予選ではそこで少しタイムを失った。今日の気温と風の状態は異なり、かなり変化していたため、これを回避することは困難なことでもあった。全体としてポジションには満足しているし、明日はまた別の日だ。今夜、ポジティブなステップを果たして、僕たちのホームレースに良い状態で臨めると自信を持っている」
ニコ・ヒュルケンベルグ(13番手)
「僕たちはQ3に非常に近かったし、今週末に孤立無援の生活からやってきたことを考えれば満足している! 8か月振りに戻ってきて、まったく異なる環境に飛び込んで、以前に運転したことのないF1マシンにのってすぐにパフォーマンスを発揮することは大きなタスクだ。本当に高速のチャレンジであるシルバーストンでコンディションが1日を通して変化しているときは特にね。だから、今日はちょっとあたふたしてしまった。特にセクター1でラップを完璧に決めるのはトリッキーだったQ2でソフトタイヤとミディアムタイヤの両方を使用してリズムを維持することはチャレンジだったけど、ほぼ戦略を機能させることができた。これはチームと僕がうまく仕事ができていることを示している。マシンについても理解し始めているし、学習を続けて、素早く迅速することが目標だ。今夜は宿題をこなして、明日はポイント獲得を目指していく」
オトマー・サフナウアー(チーム代表)
「今日の予選で我々はQ2でミディアムタイヤをランスを走らせるという積極的なアプローチをとった。。難しい判断だったが、レースにむけた戦略的メリットを考えれば、そのリスクを価値のあるものにすると感じた。ランスはそれを機能させ、Q3に進んだ。ニコはトップ10に入ることができなかった。難しい仕事を急にやらされ、昨日初めてマシンを運転したことを考えれば、理解できることだ。レースペースは競争力があるので、明日13番手から彼はポイントを獲得できると確信している。ランスはQ3のラップに完全に満足していなかったが、我々のホームレースにむけてうまく6番グリッドを獲得できた。今日のマージンは非常に近く、グリッド全体の今年の競争力を示していると思う。明日もそれは同じだ。周りのチームと戦い、また強力な結果を生み出すことができると思っている」
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