ランス・ストロール
ランス・ストロール(ウィリアムズ)が、F1アゼルバイジャンGPの決勝で3位入賞。F1初表彰台を獲得した。

今年、ウィリアムズからF1デビューを果たしたランス・ストロール(18歳)のキャリアは、彼の父親でカナダの大富豪であるローレンス・ストロールによる惜しげない資金によって切り開かれたことは秘密ではない。

一説では、8000万ドル(約82億円)を投じてその道のりを固め、F1シートを手に入れたとされている。ランス・ストロールのその勝利の道筋には多くの批判を残したが、F1参戦8戦目で表彰台という結果を残した。F1史上、ルーキーイヤーでの最年少表彰台となる。

予選でチームメイトのフェリペ・マッサを上回り、F1キャリアでベストの8番グリッドからスタートしたランス・ストロールはレース中盤に2位に浮上。残念ながら、最終ラップのチェッカーフラッグ直前でバルテリ・ボッタス(メルセデス)に抜かれて3位となったが、F1キャリアでの初表彰台を獲得した。

「本当に言葉にならない。うまく表現できない」とランス・ストロールは表彰台インタビューでコメント。

「本当にバタバタしたレースだった。多くのクラッシュがあったけど、僕たちはなんとかトラブルフリーで最後までうまく完走することができた。ペースも良かったし、バルテリに最後行かれてしまったけど、フィニッシュになかでもあんなにギリギリで行かれてしまったのは本当に残念だけど、凄いレースだった」

「今週、まさか表彰台に立てるなんてもちろん考えてなかったし、信じられない。本当にチームに感謝している。難しいレースもあったけど、ここ数レースは良くなってきたし、本当に最高だ」

ランス・ストロールは、F1アゼルバイジャンGPのドライバー・オブ・ザ・デイに選出された。

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カテゴリー: F1 / ランス・ストロール / ウィリアムズ・レーシング / F1アゼルバイジャンGP