F1 ロバート・クビサ オーストラリアGP
ウィリアムズのロバート・クビサは、F1オーストラリアGPのスターティンググリッドでシグナルが見えずに“パニックに陥った”と語る。

8年ぶりのF1レース復帰となったロバート・クビサだが、予選ではウオールにヒットするミスもあり、最後尾グリッドからスタートすることになった。

カルロス・サインツの後ろでのスタートとなったロバート・クビサだが、スタートシグナルが見えなかったとコメント。レッドブル・ホンダのピエール・ガスリーも同じことを述べている。

「8年4ヵ月ぶりのスタンディングスタートだった。2010年のアブダビ以来グリッドでスタンディングスタートはしていなかった。実際、かなり楽しかった」とロバート・クビサはコメント。

「でお、ストップしたときにライトが見えなくてちょっとパニックに陥った。マクラーレンのリアウイングがそれを隠していた」

「最初のブロックは見えたけど、残りは見えなかった。だから、左に移動しなければならなかった。ちょっとしたパニックの瞬間だった」

ロバート・クビサはオープニングラップでピエール・ガスリーと接触して、その過程でフロントウイングを失たことでトラブルはさらに悪化。ピットインを強いられて、他のマシンからかなり離されることになった。

その後もウィリアムズ FW42はペースに欠け、ロバート・クビサは遅れを取り戻すことができず、レースウィナーのバルテリ・ボッタスから3周遅れの最下位17位でレースを終えた。

「蹴り出しは良かったけど、そのあとホイールスピンが多かった。ターン1への走行はとても安全に行ったし、縁石のかなり内側に移動した。『OK、ここは乗り切った』と思って最初のコーナーを抜けて、ガスリーのマシンがかなり右側に移動してくるのが見えた」

「サインツと接触があったんだと思うけど、ビデオを見たら、彼は右にかなり動いていたし、彼はフロントウイグにいダメージを行っていた。でも、自分がウイング全体を失っていることには100メートル後まで気付かなかった。このウイングがクルマの他の部分にもダメージを与えて、ピットインしなければならなかった」

「クルマは素晴らしいフィーリングではなかったし、それに加えて3周目にはミラーのひとつを失った。ブルーフラッグさえも難しくなってしまったよ! かなり難しいレースだった」

「クリーンエアに出た後は、ペースはそれほど悪くないと言われたし、実際、そのような状態でもクルマは良かった。でも、クルマに乗っている方としては感触はとても悪かったので、笑いそうになったよ」

関連:【動画】 2019年 F1オーストラリアGP 決勝 ハイライト

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ロバート・クビサ / ウィリアムズ・レーシング / F1オーストラリアGP