ロバート・クビサ
ロバート・クビサが、次の目標をサーキットでのテスト走行に定めた。

先週末、ロバート・クビサは、イタリアのラリー“ゴミトロ・ディ・ラーナ”でレース復帰。スバル・インプレッサをドライブし、復帰戦を見事優勝を飾った。

今週末はサンマルティノ・ディ・カストロッツァ・ラリーへの参戦を予定しているロバート・クビサは、サーキットでのテスト走行を経て、レースに復帰したいと述べた。

「サーキットでのテスト走行を計画している。おそらくGTカーに乗ることになるだろう」とロバート・クビサはコメント。

「走ることで回復が早まると信じている。動作の範囲を広げることにも役に立つし、ドライバーに必要な条件に体がうまく適応し、今の僕にできない動きを補うようになるだろう。僕の体は、機能の一部を他に置き換える必要があるけど、ドライビングはそれに役立つ一番の手段だ」

ロバート・クビサは、F1復帰を諦めてはいないが、可能かどうかは今の時点では判断できないと述べた。

「理想のカムバックはと聞かれたら、まっすぐF1に戻りたいと答えるだろう。でも、今の時点では、いつかF1に戻れるかという質問に答えるのは難しい。本当にわからない」

「今回のラリー出場は僕にとって重要な目標だった。僕は非常に厳しい時期を過ごしてきたけど、決して諦めなかった。できる限りのことをやって頑張ってきた。でも、僕自身では変えられないこと、僕にはどうすることもできないことがあるのも事実だ」

「厳しい時期を乗り越えてきたからこそ、今競技に復帰できたことをさらにありがたく思う。一歩ずつ前に進んでいきたい。そうしていくことで、僕がうまくやれることは何か、どの方向に進むべきかが見えてくるだろう」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ロバート・クビサ