ケビン・マグヌッセン、非公式のバーレーンテスト2日目最速タイムをマーク / ハースF1チーム
ハースF1チームは、F1バーレーンテスト終了後に1時間の追加セッションを行い、ケビン・マグヌッセンが公式セッションでカルロス・サインツ(フェラーリ)が記録したタイムを上回る1分33秒207をマークした。

ハースF1チームは、機器を輸送する予定だった飛行機が技術的な問題でイスタンブールで立ち往生し、バーレーン・インターナショナル・サーキットに到着したのは火曜日の夜だった。

チームは夜通しでピットの設営とマシンの組み立てを行ったが、10日(木)のテスト開始には間に合わず、午前中の4時間を逃すことになった。

F1チームは、ハースF1チームが残り2日間で4時間の損失分を埋めることに合意。ハースF1チームは、金曜日のセッション終了後に1時間、土曜日には1時間早く開始し、セッション終了後にさらに2時間の追加セッションを行う。

2日目のセッション終了後の1時間でハースF1チームは、午後に走行を担当したケビン・マグヌッセンがバーレーン・インターナショナル・サーキットを一人で走行。公式セッションでは39周を走行し、9番手タイムとなる 1分36秒505で終えていたマグヌッセンは、追加セッションでさらに31周を走行し、1分33秒207をマーク。公式セッションのトップタイムだったカルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)が記録した1分36秒532を0.295秒上回った。

2020年にハースF1チームのシートを失ったケビン・マグヌッセンは、ロシアのウクライナ侵攻の制裁措置の流れで解雇されたニキータ・マゼピンの後任として2年ぶりにチームに電撃復帰。この日の午後が2022年F1マシン『VF-22』での初走行となった。

2022年 F1バーレーンテスト 2日目 結果
1.ケビン・マグヌッセン(ハース)- 1分33秒207(60周)
2.カルロス・サンンツ(フェラーリ)- 1分33秒532(60周)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)- 1分34秒011(86周)
4.ランス・ストロール(アストンマーティン)- 1分34秒064(70周)
5.ルイス・ハミルトン(メルセデス)- 1分34秒141(47周)
6.エステバン・オコン(アルピーヌ)- 1分34秒276(111周)
7.シャルル・ルクレール(フェラーリ)- 1分34秒366(54周)
8.ランド・ノリス(マクラーレン)- 1分34秒609(60周)
9.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)- 1分36秒020(46周)
10.角田裕毅(アルファタウリ)- 1分36秒802(120周)
11.バルテリ・ボッタス(アルファロメオ)- 1分36秒987(25周)
12.ミック・シューマッハ(ハース)- 1分37秒846(23周)
13.ジョージ・ラッセル(メルセデス)- 1分38秒585(67周)
14.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)- 1分38秒846(12周)
15.周冠宇(アルファロメオ)- 1分39秒984(40周)


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カテゴリー: F1 / ケビン・マグヌッセン / ハースF1チーム