F1日本GP、2021年の中止を数日中に発表との報道
F1日本GPは、国内で進行中の新型コロナウイルスの状況によって2021年も中止となり、その決定が数日以内に発表されると Racer が報じた。

日本でのオリンピック・パラリンピックに続き、10月10日に鈴鹿サーキットでF1日本GPが開催する予定だったが、過去数ヶ月で新型コロナウイルスの感染が増加。緊急事態宣言の対象地域は拡大し、期間も9月12日まで延長され、鈴鹿サーキットのある三重県もまん延防止等重点措置の対象地域に入る予定となっている。

F1日本GPのレース主催者は当初、観客を入れて開催する機会を得ることを望んでいたが、その可能性はなくなり、 RACER は、2021年のイベントのキャンセルが数日中に確認される可能性があるとしている。

日本政府の決定は、2019年のイベント以来、F1日本GPがないことを意味し、今ンシーズンの終わりにF1から撤退するホンダのお別れレースも実現しないことになる。

その結果、F1はまた新たにカレンダーの改造に直面してる。F1シンガポールGPが中止されて以来、F1日本GPはカレンダーで最も差し迫った疑問符の1つだった。

ここ数週間、F1日本GPが中止された場合、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで2つのレースが行われる可能性が高いとされてきたが、トラビス郡での新型コロナウイルス制限の増加を考えると、その計画について不確実性が指摘されている。

F1は当初、今シーズンの最上最多の23戦のカレンダーを予定していたが、さまざまな地域がパンデミックのさまざまな波に直面しているため、そのターゲットが達成される可能性は低くなっている。

ただし、最近のF1オランダGPの確認後、必要に応じて中東でのレースのオプションがいくつかあるため、過去最多21戦と並ぶ、もしきはそれを超える可能性も残されている。

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カテゴリー: F1 / F1日本GP