F1チーム、安全を優先して土曜日の全セッションを中止とした決断を支持
F1チーム代表は、台風19号の接近に伴い土曜日の全セッションを中止にするという決断を支持した。

今年最大レベルとされる台風19号が接近しており、土曜日には日本列島を直撃することが予報されている。すでにラグビー・ワールドカップは12日に予定されていた2試合を中止にしており、同じ世界規模イベントであるF1世界選手権がどのような判断を下すかに注目が集まっていた。

フェラーリのF1チーム代表マティアビノットは「ファンにとっては残念ことだが、本当に立派な決定だと思う。安全が第一だ」とコメント。

最終プラクティスのキャンセルと予選の延期は、チームがレースまでの間に圧縮されたスケジュールに直面することを意味する。

「プログラムという面では、今はより激しくなっているのは確かだ」とマッティア・ビノットはコメント。

「FP3というセッションのひとつをスキップするのは確かだからね。予選は日曜日の午前に行われるだろう。それは今日がはるかに激しくなることを意味する。だが、使用できるタイヤが増えた。FP3用のね」

「日曜日の朝に予選用にマシンをセットアップする必要があるので状況はより複雑だと思う。確かに大きな挑戦だが、日曜日には良いショーとスペクタクルになるだろうと確信している」

アルファロメオ・レーシングのF1チーム代表フレデリック・バスールは“安全を最優先する”ことは正しい決定だと述べた。

「観客にトラックに来てもらって、大混乱になってしまっては意味がない」とフレデリック・バスールはコメント。

「チームのスケジュールとプログラムという観点では、昨日の夕方にはすでにこうなることを考えていた。プログラムは変更されるが、週末に2回のフリープラクティスで済ませる余裕があると思う。おそらく、それは将来にむけて良い例になるだろう」

唯一のホームレースとなるホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は「土曜日にここに来ることを望んでいたファンのことを思うと残念です」と本音をのぞかせた。

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カテゴリー: F1 / F1日本GP