F1イタリアGP スプリント予選:トップ10 ドライバーコメント
2021年 F1世界選手権 第14戦 F1イタリアGPのスプリント予選でトップ10入りしたドライバーのコメント。

1位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「個人的には良い仕事ができた一日だった。クリーンなレースだったし、ペースも良かった。レースで1位にフィニッシュするのは久しぶりのように感じるし、とても嬉しい。良いスタートを切り、クリーンなリスタートもできたことが鍵だった」

「クルマは全体的に感触がよかったし、今日はP1でフィニッシュしてポイントも獲得できて良かった。残念ながら、明日は後ろからスタートするけど、スピードはあるので戦うつもりだ。オーバーテイクのチャンスはあるので、グリッドを上ってチームのために良いレースをしたいと思っている。簡単なことではないけど、ペースはあるし、正しい戦略があれば何かを起こすことができるかもしれない。全力を尽くすし、それを約束できる」

2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「僕たちにとって、このようなコースで明日ポールポジションからスタートできるのは、とてもポジティブだ。今日はいいスタートが切れて、予想以上に上手くいった。チャンピオンシップポイントも獲得できたし、明日先頭からスタートできるのも素晴らしいことだ」
「今日はバルテリ(ボッタス/メルセデス)に近づくべく全力を尽くしたけど、明日はルイス(ハミルトン/メルセデス)が4番手からのスタートでペースも僕らよりいいと思うので、タフなレースになると予想している。僕らがここではメルセデスより速さがないことは分かっている。明日はクリーンなスタートを決めて、序盤で少し差を広げられればと思うし、終盤でそれが重要になるはずだ。面白いバトルになるだろうし、何が起きるかを見ながら、プッシュし続けて最良の結果を出せるように取り組んでいく」

3位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「この順位になれて本当にうれしい。良いスタートを切れたことが重要だった。でも、僕たちにはそれができると分かっていた。僕たちのスタートはシーズンを通して素晴らしかったので、そのポテンシャルを秘めていた。ターン1でマックス(フェルスタッペン)を抜こうとした。本当に良いランだった。かなりブレーキを遅らせることができたけど、彼もそのターンでしっかりした走りをしていたので、アウトサイドに留まろとしてけど、そのあとスペースがなくなったので、退かなければならなかった。そのときに後ろからヒットされたと思う。そのような状況ではひとつのことにすぎないけど、もちろん、ピエール(ガスリー)に申し訳なく思う。いくつかポジションを上げられてうれしかったし、そこからはリムズに落ち着いた。バルテリとマックスを視界に収めておけるペースはなかったけど、少なくとも他を引き離すことはできた。孤独だったけど、3位になり、明日フロントローからスタートすることに満足している。まだ終わっていないし、これからだ」

4位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「チームとして良いスプリント予選だった。まず何よりもソフトでスタートしたのが良い決断だったと思う。ダニエルと僕の二人ともそれがうまく機能した。明日は僕たち二人が1つポジションが上がるし、今日ダニエルはポイントも獲得したので、チームにとって素晴らしい結果だ。レースで予想していたよりもセットアップはさらに良かったと思う。だから、ポジティブな一日だった。レースペースもいいと思うし、明日はもっと多くのポイントを期待できると思う」

5位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「バルテリは素晴らしい走りをした。僕にとってはフラストレーションが溜まる一日だった。スタートではホイールスピンが多すぎて酷かったし、そこから挽回することができなかった。レース中はマクラーレンをオーバーテイクするために十分に近づくことが難しかったので、そこも調べていく。今日は貴重なポイントを失ったし、明日は最大のポイントを獲得できるように懸命に仕事をする必要がある。今日は望んでいた結果ではないし、このような日を過ごしている余裕はない。今日のレースを分析して、明日に備えるためにやるべきことがある。ダメージを抑えられることを願っている。バルテリと僕が戦うことは分かっている」

6位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「良いスプリント予選ができたと思うし、ポテンシャルを再現に引き出して、6位と7位でフィニッシュすることができた。バルテリのペナルティによって、僕たちはそれぞれ1つずつポジションが上がって、3列目グリッドをロックアウトする。僕たちが望める最高の位置だと思う。週末を通して前にいるライバルはペースが強力だったのでレースは厳しいものになると思う。僕たちの仕事はできるだけ多くのポイントを獲得することであり、完璧なレースができれば、前の4台にある程度プレッシャーをかけることができる。明日はタイヤマネジメントはキーファクターになる。特に最初の数周はプッシュしなければならないので、タイヤデグラデーションのリスクがある。今日から有益なデータが得られたし、それをベースに最適なフロントウイングを見つけることに取り組んでいく」

7位:カルロス・サインツ(フェラーリ)
「もちろん、FP2のクラッシュはスプリントの準備に役立たなかった。マシンとトラックのあのセクションへ自信が少し損なわれていたいし、1周目の後、少しずつその自信を取り戻していくことに集中した。スタートも理想的ではなかった。ガスリーがマクラーレンに追突したときに激しくブレーキをかけなければならず、彼らの後ろで身動きが取れなくて、そこで順位を失った。でも、明日は新たなチャンスがあると確信しているし、良い結果を出すためにベストを尽くす。最後になるけど、午後のセッションにむけてクルマを準備してくれたメカニックチームに感謝している」

8位:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)
「今日の結果には本当に満足している。特にホームのファンの前だし、明日を楽しみにしている。スタートでアグレッシブに行かなければならないことは分かっていたし、アグレッシブに言って2つ順位を上げることができた。明日スタートするための良いポジションを手に入れることができたし、今は仕事を終えて、うまくいけばもう少し順位を上げたいと思う。明日は多くの燃料を積んで、ピットストップもあり、戦略が登場する非常に異なるレースだ。でも、自信を持っている。今日もペースは良かったし、ディフェンスに役立つ優れた直線スピードもある。しっかり戦って、自分たちのレースをしたい」

9位:セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)
「8番手スタートで、戦略によって順位を上げる機会が増えるはずだ。もう少し順位を上げておきたかったけど、スタートがあまりよくなくて、追い抜きも厳しかった。今夜はペース向上のためにハードワークに取り組むけど、レースを楽しみにしている。ストロールとのインシデントについては、行き場が全くなかったので縁石にヒットしてダメージを負わないようにコーナーをカットせざるを得まなかったけど、可能な限りすぐにポジションを戻した」

10位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「今日は楽しいレースだった。ミディアムではなく、ソフトを選ぶのは簡単な決断ではなかった。蹴り出しはいいけど、後半にデグラデーションがファクターになるからね。良いスタートを切って、タイヤスモークやルーズな芝などかなりトリッキーな最初のシケインでいくつか順位を上げることができた。そこからチェコ(ベレス)とホイール・トゥ・ホイールの良いレースもあった。彼は期待しているよりも少し遅れて僕にポジションを返したので、DRSトレインを抜けて、フェルナンドの接近を許してしまったけど、10位を保持することができた。明日のレースはポイント争いのなかでスタートするけど、一晩かけてクルマからもう少しペースを引き出せると思う。ここはオーバーテイクが難しいので、戦略が重要になるけど、明日もレースをすることを楽しみにしている」

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カテゴリー: F1 / F1イタリアGP / F1ドライバー