F1イタリアGP スプリント予選:ドライバーコメント(11位~20位)
2021年 F1世界選手権 第14戦 F1イタリアGPのスプリント予選で11位~DNFだったドライバーのコメント。

11位:フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)
「今日は2つポジションを上げることができた。明日はもう少し高い位置からスタートするのでそれには満足している。もっと順位を上げたかったけど、ここは追従するのが難しかった」

「ファンとして家で見ていたら、2日間レースがあるのは楽しかっただろうね。明日は小さなマージンがレースを決めると思うので、ピットストップと戦略が良いことを確認する必要がある」

12位:セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)
「僕にとってトリッキ―ナレースだった。スタートは順調だったけど、マシンが密集していてどこにも行き場所がなくて、ターン1でロックアップしてしまった。結果して、左右のフロントタイヤにかなりのフラットスポットができてしまい、多くのバイブレーションが出た。ダメージリミテーションのレースになった。明日のレースも今日と似たようなポジションからスタートする。今日の午後に目にしたように、前のクルマについていくのは厳しいので、オーバーテイクは難しいけど、ポイントを争えるように何ができるか見ていくつもりだ」

13位:エステバン・オコン(アルピーヌ)
「今日はもっとうまくやれたかもしれないけど、チャンスを最大限に生かすことができなかった。1周目は良かったけど、ターン2でコース外に出て、ターン4に移動しているときにセーフティカーが出たのはちょっと不運だった。そのあとはずっとセバスチャン(ベッテル)を追いかけていたけど、抜くことはできなかった。もっと順位を上げられていたはずのレースだった。明日はメインレースだし、もっと長くて戦略によってもっと多くのことが起こる。ポイントを到達するために頑張るよ」


14位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「おそらく今日の僕たちにできる精一杯だったと思う。レースのためにグリッドを上げられたのは良いことだ。ターン1はいつもかなりトリッキーになる。中団以降は特にね。でも、うまく自分の道をナビゲートして、1周目の事故を回避できたとおもう。そこ以降は、それ以上前進して、前のアルピーヌを抜くためのペースはなかった。明日はトリッキーになると思う。後ろにペースがいいマシンがいるからね。でも、レースでは何が起こるか分からないし、巡ってくるチャンスを逃さないようにしたい」

15位:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)
「スタートが悪く、数台にオーバーテイクされてしまった。でも、うまくリカバリーでしたし、数台を抜いて、反撃することができた。レースは順調に進んだし、ペースもいいと感じたけど、フロントウイングに問題が発生した。アンダーステアが酷くなり、マシンは本来のハンドリングではなかった。それでレースは妥協を強いられた。最後はスタートと同じポジションで終えた。今回はニコラスの後ろだ。これから明日にむけて気持ちを切り替えていく」

16位:角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)
「フラストレーションの溜まる一日でした。かなりいいスタートが決まり、いくつかポジションを上げてターン4へ入りましたが、クビサ選手と接触してフロントウイングにダメージを負ってしまいました。その交換のためにピットインした後は、挽回するドライビングができたと思いますし、順位を上げられました。マシンの感触はよく、ペースもかなりよかったです。ソフトタイヤでのチャンスを最大に活かせたので、この経験を明日のレースにもつなげたいです。厳しい戦いになると思いますが、ポイントを目指して順位を上げることが目標です」

17位:ニキータ・マゼピン(ハース)
「今日はパッケージを最大限に活用できたと思う。全てを正しく行えば、僕たちのチームはアルファロメオの一台の前に出れるし、今日はそれができた。最初からかなり忙しいレースだったね。多くのスピンとほこり。ファンにとってはエキサイティングなレースになったと思う。僕サイドでは、まだバランスを改善できると思っている。昨日の1回目のプラクティスと今日のプラクティスの後、まだ最大化できていないからね。でも、正しい方向に正しい一歩を踏み出しているので、そこは良い部分だ」

18位:ロバート・クビサ(アルファロメオ)
「僕にとってスプリント予選はうまくスタートできなかった。何が起こったのかは正確には分からないけど、グリッドをクリーンに離れることができなかったし、多くの順位を失った。逆説的に、それは目の前で何が起こっているのかを見る良いチャンスを与えてくれたし、最初のシケインで本当にいい位置取りができ、いくつか順位を上げることができた。2つ目のシケインでは、ちょっとラリースタイルの動きをして、他の2台の真ん中を通過した。残念ながら、そのあと角田にヒットされて、グラベルで身動きが取れなくなった。エンジンを切る寸前だったけど、グラベルから抜け出すためにラリーのスキルを使ってみようと自分に言い聞かせた。どうやったかは聞かないでほしいけど、抜け出すことができた! 残りのレースでは、右コーナーでオーバーステアが多く、多くの順位を取り戻すことはできなかった。唯一分かっているのは、クルマを降りたときにフロア後部がひどく損傷していたことだ。それがバランス問題を引き越していたと思う」

19位:ミック・シューマッハ(ハース)
「ペースは想像通りだった。ここは追従するのが難しいように思う。タイヤがすぐオーバーヒートして、スライドしてしまい、基本的にそれで少し後退した。明日は新しいレースだし、もっと長いレースだ。戦略で何かできるかもしれない。通常、僕はスタートがかなり得意なので、いつも通り正しくやりたい」

DNF:ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
「とても残念で、いい一日にはならなかった。ミディアムタイヤで素晴らしいスタートが決まり、ランド(ノリス/マクラーレン)とルイス(ハミルトン/メルセデス)をパスすることができた。ターン1でのダニエルの動きに少し驚き、彼の後部にわずかに接触してフロントウイングにダメージを負った。最初はそれがどのくらいひどいのか分からなかったけど、完全に破損していて、ターン3ではマシンの下に入ってしまったので、全く曲がることができずにウォールへ真っすぐ行ってしまった。明日の目標は、もちろんポイント獲得にトライすることだ。今日は大きく順位を上げることが難しそうに見えたので、今夜はリプレイを見返し、オーバーテイクが可能な場所を検討する。ここでは何が起きてもおかしくないけど、明日は挽回に向けてベストを尽くします」

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カテゴリー: F1 / F1イタリアGP / F1ドライバー