アイザック・ハジャー 2026年のレッドブルF1昇格は「先週知らされていた」
アイザック・ハジャーは、角田裕毅の後任として2026年にレッドブル・レーシングに昇格することについて、それが「安堵」ではなく、自分がまさに必要とされたシーズンをやり遂げたという確認だと語った。

21歳のフランス人ルーキーは『L’Equipe』に、レッドブルがついに火曜日に予想通り発表したこの発表について、プレッシャーから解放されるものとして見ていなかったと語った。

「安堵ではない。下された決定に僕は満足している」とハジャーは言った。

「僕はとても良いシーズンを送ったと思うし、状況を踏まえると、それが最も理にかなった決断だった。レッドブルが1年後に僕を選んでくれたことをとても嬉しく思っている」

ハジャーは、序盤に強力なフィニッシュを重ねていた時期に、自分がそのシートに値すると感じ始めたと述べた。

「正直、僕が本当に自信に満ちていて、クルマそしてチームの中でとても快適だった時期だと思う」とハジャーは言った。

「そして僕が一貫してトップ10フィニッシュを重ねていたとき」

「僕は良い仕事をしていたし、なぜダメなんだ?と思った」

ハジャーは、ザントフォールトでの表彰台が特に決定的だったと認めた。

「確かに大きく役立った。あの3位で、強いプレッシャーの中でも自分が強いことを示すことができた」

「僕はあの表彰台を、ほとんど完全に自分の力で勝ち取った」

しかし、ハジャーのルーキーキャンペーンは、メルボルンでのフォーメーションラップ中のリタイアで始まった――だが彼は、その後の対応こそがより重要だったと語った。

「僕の頭にあった唯一のことは、ただクルマに戻って、それが単なるミスだったと示すことだった。僕は精神的に強いし、すぐに立ち直れる。そして僕はその通りにした」

その回復力こそが、レッドブルがフェルスタッペンの隣に彼を置く理由の一部だと彼は考えている。

「僕はあらゆる場所で、毎日、クルマに乗るたびにしっかりしていないといけない。それはレッドブルだけじゃなく、ほぼどこでも当てはまることだ」

ハジャーは、自身の2026年昇格を「先週」知らされたと明かし、絶え間ない憶測が終わったことに最も安堵していると述べた。

「毎週のようにその話が持ち上がっていた。僕は先週あなたたちに言ったことと同じことを繰り返す羽目になっていた」とハジャーは言った。

単年での昇格は時期尚早だと主張する声も依然としてある。しかしハジャーはその懸念を退けた。

「もし彼らが僕を選んだのなら、それは彼らが早すぎるとは思っていないということだ。僕は12カ月前の自分とは全く違うドライバーだ」

「彼らがこの決断を下したのは、僕が十分に準備できていると考えたからだ」

フェルスタッペンについて、彼の興奮は隠しきれない。

「信じられないほどワクワクしている。21歳で、世界最高のドライバーの隣にいられるチャンスを得られるなんて――それは僕がキャリアでずっと望んできたことだ」

「少し怖いけど、本当にワクワクしている」

彼はまた、謙虚な姿勢で挑むと強調する。

「まず、それを受け入れること。フェルスタッペンを打ち負かすつもりで行くわけじゃない。そんなことは不可能だから。僕のタイムがマックスのレベルではないことを受け入れるだけだ」

「そこから少しずつ近づいていく。賢くさえいれば、本当に何の罠もない」

精神面の挑戦こそが最も難しいとハジャーは認める。

「僕のキャリアを通して、僕は常にチームメイトより少し前にいた。フェルスタッペンが速いという事実を受け入れるのが難しい可能性は高い。そこで僕は冷静でいなければならない」

アイザック・ハジャー レッドブル F1

ハジャーは、同じフランス人で友人でもあるピエール・ガスリーにアドバイスを求めることを避けている――ガスリーは、多くと同様、フェルスタッペンの隣で生き残れなかった。

「正直、そのことについて彼と話したことはない。複雑なテーマだからだ」とハジャーは言う。

「でも、もし彼が僕に話したいなら、僕はとても嬉しい」

また、幼少期にルイス・ハミルトンを崇拝していたにもかかわらず、フェルスタッペンとのライバル関係は自分の動機を変えないと語った。

「僕は全員を打ち負かしたい。フェルスタッペンが何年もルイスのライバルだったからといって、それで僕がより嬉しくなるわけじゃない」

そして初のレッドブルシーズンがすでに迫る中、ハジャーは大きな目標を見据えている。

「もしクルマがそれを許すなら、グランプリで勝つことができたら素晴らしいだろう?」

「僕は来年、自分がそれをやっている姿を確かに想像できる。本当にクールだろうね」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / レッドブル・レーシング