アイザック・ハジャー FIAから警告処分 F1オーストリアGP予選で低速走行違反

ハジャーは予選Q1を8番手で突破し、その後のQ3ではチームメイトのマックス・フェルスタッペンのクラッシュやジョージ・ラッセルのポールポジション獲得など波乱の展開となったが、自身もQ1での走行について審議対象となっていた。
FIA「不必要に低速で走行」と判断
FIAスチュワードはハジャー本人とチーム代表から事情を聴取し、ポジショニングシステムやマーシャリングシステムのデータ、タイミングデータ、車載映像を確認した結果、警告処分を科した。
スチュワードの裁定書には次のように記されている。
「スチュワードは6号車(アイザック・ハジャー)のドライバー、チーム代表から事情を聴取し、ポジショニング/マーシャリングシステムのデータ、タイミングデータ、および車載映像を確認した」
「スチュワードは、当該ラップ中に他車を追い越すことも追い越されることもなく、それにもかかわらず不必要に低速で走行したと判断した」
この裁定により、ハジャーには警告が科されたものの、グリッド降格などの追加ペナルティは科されなかった。
ブレーキングへの不満を訴える
ハジャーはレッドブル・リンクで苦戦が続いており、特にコース最終ストレート先のターン3でRB22のブレーキング性能に不満を抱えていることを明かした。
予選後には次のように語った。
「とにかく思い切りブレーキを踏めない」
「僕はレイトブレーキングで強く踏み込むタイプだけど、今週末はそれがまったくできない。そのせいでコーナー全体が妥協を強いられる。ブレーキを踏めないし、何もできない」
また、ターン3での苦戦はレッドブルだけの問題ではないと説明した。
「特別なことではない」
「このコースの特性と、昨年よりダウンフォースが大幅に減った今のマシンではこういうことが起きる。苦戦しているのは僕たちだけではない。昨日はランド・ノリスもあのコーナーでスピンしていたし、それだけリアを安定させながら止めるのが難しいということだ」
今回の警告はレース結果やスターティンググリッドには影響しないが、ハジャーにとっては厳しい週末を象徴する一件となった。ブレーキングに苦しむRB22で決勝にどこまで巻き返せるかが注目される。
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