アイザック・ハジャー レッドブルF1昇格を隠せず?会見で「君は頭が良すぎ」

2025年もレッドブルの傘下に留まることは確実とされているが、2026年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシングへ昇格するのか、あるいはレーシングブルズに残留するのかはまだ正式発表されていない。
しかし、F1メディア「RacingNews365」によるインタビューでは、本人の態度がその答えを物語っていた。
ハジャーは「すでに来季のチームを知っているか?」と問われると、思わず大笑い。「もう分かったな」と記者に返されると、「いや、君は頭が良すぎるよ」と冗談めかして応じた。
昇格は今季中ではないと断言
21歳のフランス人ドライバーは、シーズン中の昇格の可能性を完全に否定した。
「今シーズン中に昇格するなんて、もうあり得ないよ。それだと残り2戦くらいしかレッドブルで走れないってことになる。それは現実的じゃない」
「今のチーム(レーシングブルズ)にとても満足しているし、彼らのためにもコンストラクターズ選手権6位を持ち帰らなきゃならない」
周囲の騒音より“静かな決断”を望む
デビューシーズンを通じて去就報道にさらされてきたハジャーは、騒がしい憶測よりも静かな環境を求めている。
「正直に言えば、すべてがシーズンの終わりに決まってほしい。ノイズが多すぎて、もう面倒なんだ。あと5戦、集中してプッシュするだけだよ」
さらに「年末まで発表を待つのか?」と問われると、再びジョークで返した。
「僕は発表より先にちゃんと知らされると思うよ。じゃないと問題だ」と笑いながらも、「理想を言えば、誰も僕に質問せずに年末まで待ってほしいね」と締めくくった。

ハジャーは“すでにレッドブル昇格内定”か
ハジャーの笑みと発言のトーンは、すでにチーム内で2026年の行き先が決まっていることを示唆している。ヘルムート・マルコが「メキシコGP後に最終決定を下す」と明言しているが、本人はすでに結果を知らされている可能性が高い。
現在のレーシングブルズでの働きに満足している様子を見せながらも、「6位を持ち帰る」という使命感を語った点からも、レッドブルの一員としての自覚がうかがえる。
2026年、角田裕毅とリアム・ローソンのいずれかが放出され、ハジャーがレッドブル・レーシングに昇格するという見方が強まっている。
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