アイザック・ハジャー F1オランダGP主催者が壊れたトロフィーの代替品を製作

フランス人ドライバーは、2025年F1オランダGPで3位に入賞したトロフィーをレーシングブルズのガレージ前での集合写真の前に地面に置いた際、上部が外れて半分に割れてしまった。
これはレース後にドライバーがトロフィーを壊してしまった初めてのケースではない。ランド・ノリスは2023年のハンガリーGPで、表彰台上でマックス・フェルスタッペンのトロフィーを壊してしまったことがある。
ハジャーにとって幸いなのは、新しいトロフィーが用意されることだ。そして壊れたトロフィーも「彼にとって伝説的な瞬間の記念品」として手元に残される。
「トロフィーは高品質のセラミック製であり、我々の熟練の画工によって手描きされています。セラミックは美しい素材ですが、同時に壊れやすいものでもあります。予期せぬ振動や衝撃にさらされると壊れてしまうことがあります」とオランダGPの広報担当者はSpeedcafeに語った。
「今回のケースでは、トロフィーがおそらく不均一な表面に置かれてしまったのでしょう。その場合、圧力が不均等に分散される可能性があります」
「これにより中央部や薄い部分に応力が集中し、ひび割れや破損につながることがあります」
「我々はハジャーのために新しいトロフィーを作ります。いつ届けられるかはまだ未定ですが、現在作業を進めています」
「壊れたトロフィーはハジャーの手元に残ります。それもまた彼にとって伝説的な瞬間の記念品です」

ザントフォールトで輝いたハジャーの週末
ハジャーはオランダGPで週末を通して最も注目されたドライバーだった。
レーシングブルズのドライバーは堂々の4番手タイムを記録し、ジョージ・ラッセルやフェラーリ勢を打ち破って予選を終えた。
決勝でも4番手を維持し、シャルル・ルクレールからの激しいプレッシャーを跳ね返した。
20歳のハジャーはレース終盤まで4位を守っていたが、残り7周でノリスがリタイアしたことで、結果的に3位でフィニッシュ。ファエンツァ拠点チームにとって2021年以来となる表彰台をもたらした。
今回の走りは、2026年にフェルスタッペンのチームメイトが誰になるかまだ決めていないヘルムート・マルコやレッドブル首脳陣に強い印象を残したことは間違いない。
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