アイザック・ハジャー F1ハンガリーGP決勝「あと少しでポイントだった」

9番グリッドからのスタートでポイント圏内フィニッシュが期待されたが、1周目の加速で後手に回り、序盤はポジションを失う展開に。その後はDRS列に阻まれながらも粘り強く走行を続け、1ストップ戦略を最後まで維持しつつも、10位のアントネッリには届かず0ポイントに終わった。
レース後、ハジャーは率直な悔しさをにじませた。
「ポイントを逃してしまって、本当に悔しい。週末を通してペースは良かったし、自信もあった。でもスタートでうまく加速できず、1周目で何とか頑張ってみたんだけど、ポジションを落としてしまった。そこからはずっと他のクルマの後ろに詰まっていた。ミディアムタイヤでのペースはすごく良かったんだけどね。」
「チームとしてはリアムがいい結果を出してくれたし、そこはポジティブに捉えたい。クルマには確かなポテンシャルがあるし、自分としてももっとすべてをうまくまとめられるようにしたい。最近のレースはちょっと不運が続いてるけど、後半戦に向けて気持ちを切り替えて頑張る。」
レーシングブルズのチーム代表アラン・パーメインは、ハジャーの奮闘を評価しつつも、スタートでのポジションロスが響いたと語った。
「アイザックは昨日の予選についても“もっと上を狙えた”という手応えを持っていた。今日もスタートでベアマンに前を許し、結果的にそのあと多くの時間を失ったのが痛かった。それでも彼のペースは確かだったし、ここ2戦連続でQ3進出を果たしているのは評価に値する。今後もこの流れを継続していけば、必ず結果はついてくるはずだ。」
シーズン後半へ向けて、ハジャーは初のF1フル参戦での経験を糧に、安定したポイント獲得ドライバーとして飛躍できるか注目される。

アイザック、惜しくもポイントには届きませんでした。率直な気持ちは?
アイザック・ハジャー: うーん……今週末はほんとに不公平に感じる。もう1台のマシンはポイントを取ってるし、僕も週末ずっと速さはあったのに、肝心の予選Q3でうまくいかなかった。それがすごく悔しい。今日のレースペースも本当に良かったのに、遅いマシンに抑えられて前に行けなかった。
グラベルが手に当たったあと、状態はどうでしたか?
ハジャー: よくはないよ。こんな場所にグラベルがあるのは正直バカげてると思う。もし前のマシンがグラベルでスピンしたら、石がこっちに飛んできて、手とかヘルメットに当たる。全然いいことじゃない。
シーズン前半を振り返ってみて、良かった点も多かったと思いますが、前向きな気持ちで夏休みに入れそうですか?
ハジャー: うん、ポジティブな面はたくさんある。マシンは速いし、自分にもスピードはある。あとは肝心なところでそれをまとめるだけ。ここ数戦は運にも恵まれてなかったけど、後半戦はきっとうまくいくと思ってるよ。
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