アイザック・ハジャー 角田裕毅を猛追も届かず「全部出し切ったけど…」 F1マイアミGP決勝
アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)は2025年F1第6戦マイアミGPで11位でフィニッシュ。惜しくもポイント圏に届かなかったが、終盤には角田裕毅(レーシング)との5秒の差を賭けた激しい攻防を繰り広げた。

ハジャーは11番グリッドからスタート。中団での激しいポジション争いの中、1ストップ戦略で冷静にレースを組み立てると、終盤には10位を走る角田に接近。

角田裕毅には5秒加算のタイムペナルティが科されており、ハジャーが5秒以内でフィニッシュすれば順位が入れ替わる可能性があった。

「今日は自分のドライビングにあんまり満足してない。いくつかミスしちゃったし、それがトップ10を逃した原因だと思う。でもそのぶん、めちゃくちゃプッシュしていた」

「ほんとにギリギリだった。ピットストップのあとにハードタイヤで結構走ったけど、ユウキとのバトルはずっと予選みたいで楽しかった。ラストラップでは5秒差以内にいるのは把握してたし、全部出し切った。でも、届かなかった。たった0.15秒でポイント逃したのは悔しい」

アイザック・ハジャー F1 マイアミGP

惜しくも2戦連続のポイント獲得とはならなかったが、角田との緊迫したバトルは、ルーキーながらの成長と勝負強さを存分に示す内容であり、次戦イモラについては、自信をのぞかせる。

「イモラはよく知ってるし、F2でも勝ったことあるからね。自信はあるよ」

チーム代表ローラン・メキースも、ハジャーの成長と粘りを称賛した。

「アイザックは金曜のスプリント予選でトップ10に入り、日曜の決勝でもわずか0.1秒差でポイントを逃したが、非常に強いレースを見せてくれた。Q3進出も0.02秒差で逃しただけだった。結果にはつながらなかったが、今週末を通じてマシンと彼自身のパフォーマンスは非常に力強かった」

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カテゴリー: F1 / アイザック・ハジャー / F1マイアミGP / ビザ・キャッシュアップRB