IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権 マツダチーム・ヨースト
マツダチーム・ヨーストは、2018年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で2台のRT24-P DRiを走らせるドライバーラインナップを発表した。

昨年のドライバーではジョナサン・ボマリート、トリスタン・ヌネスの2名が残留。新たにル・マン24時間レースのLMP2クラスを制したオリバー・ジャービスとフォードからWECに参戦していたハリー・ティンクネルが新たに加入。

2台のマシンのペアはまだ決定していないが、耐久レースではインディカードライバーのスペンサー・ピゴットと今年のDTMチャンピオンのルネ・ラストが参加する。

マツダは、デイトナ24時間レースにむけて、同じく新たにアキュラとの新しいプログラムをスタートさせるペンスキーともにデイトナでテストを実施している。

ヨーストは、アウディがWECから撤退した後、モータースポーツから撤退する予定だったが、2018年にマツダと組んでIMSAウェザーテック選手権でのプログラムを実施することを決定した。

北米マツダ・スポーツのディレクターを務めるジョン・ドゥオナンは、新しいパートナーシップはGTのトップドライバーにとって魅力的に映ると感じている。

「マツダのプロトタイププログラムの大きな部分を占めるものは、トリスタン・ヌネスのようなスポーツカー、ボマリートやピゴットのオープンホイール側のマツダランクを通ってきたドライバーをフィーチャーすることだ」

「ヨーストと協力し、我々はGTとプロトタイプカーの両方で成功を収めてきたトリスタンと同様に、ジーブスとラストという彼らの最近の歴史で勝利を収めてきた速いドライバーを確保することもできた」

「我々はクルマ外でも多くのことをドライバーに要求しており、チームとして成し遂げたいと望んでいる化学反応に合ったドライバーを追加できたことは素晴らしいことだ」

オリバー・ジャービスは、マツダへのフルタイムのIMSAプログラムというキャリアの目標を達成することができたと述べた。

「素晴らしいRT24-Pの発表以降、プロジェクトを綿密にフォローしてきたし、プロジェクトが成功すると確信している」とオリバー・ジャービスはコメント。

「その一員になるチャンスが舞い込んできたときは簡単な決定だった。デイトナ24時間とセブリング12時間の両方でレースをして優勝しているので、IMSA選手権はとても良く知っている」

「フルタイムでチャンピンシップを戦うことがずっと僕の目標だった。チャンピオンシップが成長し続けるなかで、参加するにはまたとないチャンスだ」

マツダは、ドニントンで改良版マシンのシェイクダウンを実施しただけでなく、過去数カ月間でホッケンハイムでもテストを重ねている。

デイトナでのテストではほぼ最終使用のマシンが走行しており、元日産のLMP1ドライバーであるハリー・ティンクネルは、チームは2018年の準備は整っていると述べた。

「今シーズン、マツダチーム・ヨースでレースができることを本当に光栄に思う」とハリー・ティンクネルはコメント。

「マツダのチーム全員が非常に多くの努力を重ね、全てのエリアで多くの進歩を果たしている。クルマので初テストの後、デイトナで走るのが待ち切れない」

「マツダ RT24-Pは冬に大きな進歩を遂げているし、すぐにクルマを快適に感じることができた」

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カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権