【デイトナ24時間】 アキュラ・ペンスキー、初陣で2台揃ってトップ10入り
フロリダ州デイトナビーチにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ(全長3.56マイル)で開催された24時間耐久レース、デイトナ24時間にアキュラ ARX-05がチーム・ペンスキーとのジョイントで出場し、温暖な気候のもとで行われた決勝で2台揃って予選、決勝ともにトップ10入りする好成績を残した。
アキュラ ARX-05のデビューはとても強烈だった。チームの2台はレースの折り返し点である12時間が経過時点で1-2態勢を築き上げるなど、今シーズンの多くのレースで活躍することを確信することができた。
デビュー戦とあって、1台は電気系統のトラブルに襲われ、残る1台もライバルマシンに接触されて、不運にも冷却系トラブルが発生。優勝争いを続けることはできなくなった。しかし、トラブル箇所を修復してコースへ戻り、それぞれ9、10位でゴールしている。
アキュラ ARX-05は、初めての24時間耐久レースながら潜在性能の高さをみせ、チーム・ペンスキーも高い実力を持っていることをライバルたちに知らしめることに成功した。
昨年のデイトナ24時間レースでデビュー戦ながら5位フィニッシュしたGTDクラスのアキュラ NSX-GT3は、3台での参戦を行い、Michael Shank Racingの86号車が2位でフィニッシュして表彰台登壇を果たした。このマシンを走らせたアルバロ・パレンテ、キャサリン・レッグ、トレント・ハインドマン、AJ・アルメンディンガーは、スタートからゴールまでトップ争いを披露し、コンスタントに上位を走ったことで、テキーラ・パトロン・ノースアメリカ・エンデュランスカップ(北米耐久カップ)において、初戦のウイナーに輝いた。
#7 エリオ・カストロネベス(Acura Team Penske / Acura ARX-05):予選2番手 / 決勝9位
「全体的に見て、Acura Team Penskeはスポーツカーの世界への力強いカムバックを果たしたと言っていいでしょう。予選で上位につけ、レースではスタートから競争力の高さを見せ続け、フィニッシュまで走りきってみせたのです。24時間の耐久レースはゴールすることだけでも容易ではありません。しかし、私たちのARX-05は2台ともスピードをみせ、トップ、2番手と1-2態勢の走りを披露することができました。どちらのマシンもトラブルに見舞われてしまったのは非常に残念です。最初はオルタネーターのトラブルで、次は2番手を走行中、他車に横からヒットされて冷却系にダメージを受けてしまったのです。デビュー戦でしたが、ARX-05には勝てる力がすでに備わっていることが分かり、次戦以降が大変楽しみになりました」
#6 デイン・キャメロン(Acura Team Penske / Acura ARX-05):予選10番手 / 決勝10位
「夢が実現し、とても驚いています。ロジャー・ペンスキーのチームで走ること、そして、Acuraのドライバーとして走ることは大きな喜びであり、大変楽しいものでもありました。しかし、同時に悔しい面もありました。私たちは非常に速いペースで走ることができていたのに、たったひとつ、トラブルが発生してしまったからです。そのため勝利のチャンスを失いました。ゴールまで優勝争いをしていたかったと思っています。それが私たちにはできたはずですから。ただ、非常に悪い結果というわけではなく、私たちのマシン、Acura ARX-05は本当に戦闘力の高いマシンでした。チャンピオンの座に輝くことを目指し、今シーズンは戦っていきます」
#86 キャサリン・レッグ(Michael Shank Racing / Acura NSX-GT3):GTDクラス2位 / ノースアメリカン・エンデュランスカップ優勝
「最初の2連続走行が非常に順調でした。次にマシンに乗った際は平均点でした。それはタイヤを交換せずに2回目の走行でも使っていたからです。そうして夜を乗りきろうと考えていました。プロトタイプに接触されるアクシデントを除けば、朝になってから行った最後の走行もいいものだったと思います。ただ、ルールによって私たちはライバルたちよりもストレートのスピードが遅く抑え込まれているように感じました。そうした状況での2位フィニッシュは、勝利と同等の価値があると思います。シーズン最初のレースで表彰台に上ることができ、とてもうれしく感じています。もちろん、勝てなかったことは悔しいですが。Acura、HPD、Michael Shank Racing、そしてチームメートのドライバーたち全員を誇りに思います。素晴らしい24時間でした」
カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権
アキュラ ARX-05のデビューはとても強烈だった。チームの2台はレースの折り返し点である12時間が経過時点で1-2態勢を築き上げるなど、今シーズンの多くのレースで活躍することを確信することができた。
デビュー戦とあって、1台は電気系統のトラブルに襲われ、残る1台もライバルマシンに接触されて、不運にも冷却系トラブルが発生。優勝争いを続けることはできなくなった。しかし、トラブル箇所を修復してコースへ戻り、それぞれ9、10位でゴールしている。
アキュラ ARX-05は、初めての24時間耐久レースながら潜在性能の高さをみせ、チーム・ペンスキーも高い実力を持っていることをライバルたちに知らしめることに成功した。
昨年のデイトナ24時間レースでデビュー戦ながら5位フィニッシュしたGTDクラスのアキュラ NSX-GT3は、3台での参戦を行い、Michael Shank Racingの86号車が2位でフィニッシュして表彰台登壇を果たした。このマシンを走らせたアルバロ・パレンテ、キャサリン・レッグ、トレント・ハインドマン、AJ・アルメンディンガーは、スタートからゴールまでトップ争いを披露し、コンスタントに上位を走ったことで、テキーラ・パトロン・ノースアメリカ・エンデュランスカップ(北米耐久カップ)において、初戦のウイナーに輝いた。
#7 エリオ・カストロネベス(Acura Team Penske / Acura ARX-05):予選2番手 / 決勝9位
「全体的に見て、Acura Team Penskeはスポーツカーの世界への力強いカムバックを果たしたと言っていいでしょう。予選で上位につけ、レースではスタートから競争力の高さを見せ続け、フィニッシュまで走りきってみせたのです。24時間の耐久レースはゴールすることだけでも容易ではありません。しかし、私たちのARX-05は2台ともスピードをみせ、トップ、2番手と1-2態勢の走りを披露することができました。どちらのマシンもトラブルに見舞われてしまったのは非常に残念です。最初はオルタネーターのトラブルで、次は2番手を走行中、他車に横からヒットされて冷却系にダメージを受けてしまったのです。デビュー戦でしたが、ARX-05には勝てる力がすでに備わっていることが分かり、次戦以降が大変楽しみになりました」
#6 デイン・キャメロン(Acura Team Penske / Acura ARX-05):予選10番手 / 決勝10位
「夢が実現し、とても驚いています。ロジャー・ペンスキーのチームで走ること、そして、Acuraのドライバーとして走ることは大きな喜びであり、大変楽しいものでもありました。しかし、同時に悔しい面もありました。私たちは非常に速いペースで走ることができていたのに、たったひとつ、トラブルが発生してしまったからです。そのため勝利のチャンスを失いました。ゴールまで優勝争いをしていたかったと思っています。それが私たちにはできたはずですから。ただ、非常に悪い結果というわけではなく、私たちのマシン、Acura ARX-05は本当に戦闘力の高いマシンでした。チャンピオンの座に輝くことを目指し、今シーズンは戦っていきます」
#86 キャサリン・レッグ(Michael Shank Racing / Acura NSX-GT3):GTDクラス2位 / ノースアメリカン・エンデュランスカップ優勝
「最初の2連続走行が非常に順調でした。次にマシンに乗った際は平均点でした。それはタイヤを交換せずに2回目の走行でも使っていたからです。そうして夜を乗りきろうと考えていました。プロトタイプに接触されるアクシデントを除けば、朝になってから行った最後の走行もいいものだったと思います。ただ、ルールによって私たちはライバルたちよりもストレートのスピードが遅く抑え込まれているように感じました。そうした状況での2位フィニッシュは、勝利と同等の価値があると思います。シーズン最初のレースで表彰台に上ることができ、とてもうれしく感じています。もちろん、勝てなかったことは悔しいですが。Acura、HPD、Michael Shank Racing、そしてチームメートのドライバーたち全員を誇りに思います。素晴らしい24時間でした」
カテゴリー: F1 / IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権