ニコ・ヒュルケンベルグ スプリント予選4番手「マシンが完璧に決まっていた」

キック・ザウバーのヒュルケンベルグはSQ1、SQ2ともに安定したスピードを維持し、SQ3では4番手でコースイン。1回の計測ラップで完璧な走りを披露し、一時トップに立つ場面もあった。最終的にはマクラーレン勢とフェルスタッペンの後塵を拝したが、堂々たるパフォーマンスでチームを沸かせた。
「今日は本当に満足している。FP1の時点から強さを感じていたし、その勢いを予選でも維持できた。マシンはすごく良かったし、理想的なウインドウに入っていて、まさに“スウィートスポット”にあった」とヒュルケンベルグは語った。
「このコースを走るのは楽しいし、すべてがうまく噛み合ったときは本当に報われる。スプリントは厳しい戦いになるだろうけど、周りには速いマシンがたくさんいる中で、全力で戦ってこの勢いを結果につなげたい。」

チーム代表のジョナサン・ウィートリーも「ニコの走りは本当に見事だった。人々が彼を疑い始めると、彼はいつもそれを覆すパフォーマンスを見せる」と称賛。「Gabi(ボルトレト)は残念だったが、我々としてもタイミング面で学ぶことが多い1日だった。スプリントではポイント最大化が目標だ」と語った。
一方、ガブリエル・ボルトレトはトラックリミット違反で最初のラップを失い、2回目のアタックに間に合わず20番手で終了。「残念な結果だが、スプリントを通してこのサーキットでの学びを深めたい」と述べている。
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