ホンダF1 「ポジション的には良い結果を得られず。最適化を行う」と田辺豊治TD / F1ロシアGP 初日
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPの初日のフリー走行を振り返った。

FP1では、全4台が全車トップ10で終え、いい滑り出しをみせたホンダF1エンジン勢だが、FP2はややタイムの上がらないセッションとなった。FP2ではフェルスタッペンが最終コーナーでスピン、全体7番手でセッションを終えた。

そのフェルスタッペンとわずか0.1秒差ではあるが、ガスリーは11番手、そしてアルボン12番手、クビアト13番手と続いた。トップ4とタイム差0.5秒もないガスリーが11番手ということから、今回も接戦のとなることがうかがえる結果となった。

「ヨーロッパ大陸を離れて初のフライアウェイ・レースとなる、ロシアGPの初日が終了しました。大きな問題もなくスムーズな一日となり、2チーム4台のマシンが多くのラップを重ねることができました」

「滑りやすい路面やセッション中のトラフィック、マシンのバランスがまだ決まりきっていないことなどにより、ポジション的にはあまりよい結果を得られませんでした」

「ここから今日集めたデータを解析して、車体・PUともに最適化を行い、明日以降のセッションに向けた準備を進めていきます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ロシアGP