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ホンダF1のマネージングディレクターを務める山本雅史は、マクラーレンとの失敗はホンダにとって“最大の教訓”だと述べた。

F1モナコGPではホンダのF1エンジンを搭載するレッドブルのマックス・フェルスタッペンが、レースウィナーのルイス・ハミルトンを追い詰めた。2位でチェッカーを受けたものの、最終的に5秒加算ペナルティによって表彰台に上がることができなかったが、山本雅史はそれは重要な“小さな勝利”の一つだったと語る。

「我々は、前進したという小さな勝利を祝うことが最も重要なことだということを学んできました」と山本雅史は Speed Week にコメント。

2015年にマクラーレンのパートナーとしてF1復帰して以降、ホンダにとっては厳しい旅路となったが、山本雅史はレッドルとタッグを組んだ今、ホンダは実際のレースで勝利を目標にしていると語る。

「我々はレースでの勝つことに集中し続けなければなりません。それが最大の目標です」と山本雅史はコメント。

しかし、最大の教訓はマクラーレン時代の失敗だったと山本雅史は付け加えた。

「十分な準備が整っていなかったというのが最大の教訓でした。もし、やり直せるとしたら、もっと早くに良いポジションにたどり着くために間違いなくもっと良い準備ができていたでしょう」

ホンダとマクラーレンは2017年にパートナーシップを解消したが、2018年にトロロッソと組んで以降、ホンダは明確な進歩を遂げた。そして、今年、レッドブルとのパートナーシップを開始している。

「マクラーレンと経験したことは貴重な教訓です。我々はそこから多くのことを学びました。それが我々を現在の場所へと導いてくれました」

現在、ホンダは打倒メルセデスを目標に掲げていると山本雅史は続ける。

「大変だとは思いますが、この道を進み続けていけば、いつかは彼らと戦えると思っています。我々はその方向に向かって頑張っています」

「プレッシャーが50パーセント、楽しさが50パーセントではありますが、モータースポーツは勝つか負けるです。我々は計画に沿って進歩していく必要があります」

「この挑戦に取り組むにはF1は最高のステージです」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1