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ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治は、2019年のF1世界選手権 第4戦 アゼルバイジャンGPにホンダのF1エンジンを搭載する4台全車にアップグレード版“スペック2”F1エンジンを投入することを明らかにした。

レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは「ホンダから良いニュースがあった。バクーにむけて20馬力を得ることができる」と語っていた。

今回、ホンダはF1アゼルバイジャンGPに向けたプレスリリースでそのニュースを認め、レッドブル・レーシングとトロロッソの4台全車にアップグレード版“スペック2”F1エンジンを投入することを確認した。

「シーズン第4戦のアゼルバイジャンGPは、バクー市街地サーキットで開催されます」と田辺豊治はコメント。

「市街地らしい90度コーナーと2kmを超えるストレートが組み合わされ、ストリートサーキットの中ではカレンダー中で最も高速になります。長いストレートを含むコースレイアウトでは、エネルギーマネジメントが一つのキーになります。昨年来、いろいろと学んできたノウハウを活かして最適化を図りたいと思います」

「前戦中国GPでのクビアト選手のPUトラブルを解析した結果、初戦より使用してきたICE(内燃エンジン)に品質観点での課題を確認しました。したがって、今回のラウンドから4台全車にアップデートしたSpec2のICE投入を決めました」

「アップデートの内容は、主に信頼性の向上ですが若干のパフォーマンスアップも行っています。最善を尽くしてレースに臨みたいと考えています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP