F1 ホンダF1
1950年に英国のシルバーストーン・サーキットで開幕したF1世界選手権は、今週末の中国GPで、ついに1000レース目を迎えた。

ホンダとしては、この中国GPが425戦目、すなわち全体の42.5%に参戦していることになる。この中には、1991~2000年に参戦していた「無限ホンダ」エンジンの記録は含んでいない。このうち、コンストラクター、つまり車体の開発も行うチームとしては88戦に出場し、3勝を挙げている。

ホンダがコンストラクターとして初参戦したのは、1964年にニュルブルクリンクで開催されたドイツGPだった。その翌年、ベルギーGP(スパ・フランコルシャン)で6位に入り、初のポイント獲得を果たすまで、デビューからわずか5戦。さらに、同年のオランダGP(ザントフールト)でも6位に入賞した。このポイントを獲得したのが、ホンダにとって初のフル参戦ドライバーだったリッチー・ギンサーだった。彼は、同年のメキシコGPでもホンダに初優勝をもたらしている。

そこから約2年後、ホンダは1967年のイタリアGP(モンツァ)でRA300によって2勝目を手にする。このときのドライバーは、ジョン・サーティース。ホンダが初めて契約したチャンピオン経験者で、翌年の同大会ではホンダとしての初ポールポジションを獲得している。

ホンダがF1へコンストラクターとして再び参戦するのは、それから38年後の2006年。この年は、ジェンソン・バトンがオーストラリアGPでポールポジションを獲得し、ハンガリーGPでは優勝を果たした。ホンダは、コンストラクターとして戦った88戦で、1966年のメキシコGPと1968年のベルギーGPでファステストラップも記録してる。

一方で、エンジンサプライヤーとしての参戦では、さらなる戦績を積み重ねている。ホンダがエンジンサプライヤーの立場で参戦したのは、前回のバーレーンGPまでで336戦。この中で、69勝を挙げ、多くのタイトル獲得に貢献してきた。

ホンダエンジンによるコンストラクタータイトル獲得は過去に6回あり、1986~87年のウイリアムズ、88~91年のマクラーレンと、6連覇を果たした。

当時、ホンダエンジンは記録的な成績を収め、タイトル獲得以外でも多くの成果を挙げた。例えば、この6年間におけるポールポジション獲得は75回で、獲得率にすると22%以上となる。88~89年に限って見ると、32戦中30戦でポールポジションという圧倒的な成績だった。

さらに、これまでの表彰台獲得は97回。ウイリアムズ、マクラーレンのほか、ロータス、ティレル、BAR、そして今季開幕戦のレッドブル・レーシングまで6チームのポディウム登壇に貢献した。

また、レースにおけるファステストラップは56回。現行のV6ターボエンジン搭載のパワーユニットから、V8、V10、V12エンジンに至るまで、F1レギュレーションに変遷がある中で、さまざまな時代でファステストラップ記録を果たしている。

コンストラクター、エンジン・PUサプライヤーとしての成績を合算すると、以下の通りとなる。

コンストラクタータイトル獲得:6回
優勝:72回
表彰台獲得(優勝以外):103回
ポールポジション獲得:77回
ファステストラップ記録:56回

当然、これらの記録で満足するわけではない。ホンダとして425戦目を迎える中国GPで勝利数記録を伸ばすことを目指しており、さらなるタイトル獲得も目標だ。

ホンダとして500戦目を迎える頃には、上記の通算記録がさらに伸ばせるよう、ホンダ F1は常に進化を目指して戦っていく。

2019年のF1中国GPでは、マックス・フェルスタッペンが4位、ピエール・ガスリーが6位、トロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンが10位入賞。ピエール・ガスリーは、ファステストラップを記録し、ホンダのF1エンジンとして57回目のファステストラップとなった。

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カテゴリー: ホンダF1