F1 ホンダF1 アメリカグランプリ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、2018年のF1世界選手権 第18戦 アメリアGPへの意気込みと、サーキット・オブ・ジ・アメリカズのおけるパワーユニット(PU)の調整について語った。

ホンダF1は、母国グランプリとなった日本GPに“スペック3”エンジンを実戦投入。決勝は戦略が機能せず、タイヤ磨耗に苦しんだこともあってノーポイントに終わったが、予選ではブレンドン・ハートレーが6番手、ピエール・ガスリーが7番手と好パフォーマンスを披露した。

「非常に多忙ながらも充実していた鈴鹿での母国グランプリを終え、次は米国とメキシコでの連戦に向かいます」と田辺豊治はコメント。

「USグランプリは、熱心なアメリカのファンが作り出す雰囲気や、ユニークなトラックレイアウトと賑やかなオースティンの街により、多くのドライバーや関係者が楽しみにしているレースです」

「レースが行われるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、1コーナーまでの急勾配に代表されるように、起伏が多い地形に低速、中速、高速セクションが配されたテクニカルなサーキットです。昨年のレースでは合計43回のオーバーテイクが起こるなど、例年エキサイティングなレースが展開されます。

「予選や決勝に向け、さまざまに配置されたコーナーに合わせて車体設定が進むため、パワーユニット(PU)としてもアクセルの全開状況などに合わせたエネルギーマネージメントの調整を進める必要があります」

「私個人としては、昨年までのインディプロジェクトで長い時間を過ごし、多くの友人や仲間が住む米国に、今年はF1チームの一員として戻れることを非常に楽しみにしています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1アメリカGP