キャデラックF1 ボッタス&ペレスは「まだ錆びつき」 アンドレッティが進歩評価

チームの評価を語ったのは、ボードメンバーであり1978年F1王者のマリオ・アンドレッティ。経験豊富なドライバーラインアップを擁しながらも、まだ本来のパフォーマンスには達していない現状を率直に語っている。
「不安は確かにあった。でも同時に、そこにたどり着いたこと自体に幸運を感じていた」とアンドレッティはポッドキャストで語った。
「キャデラックの経営陣も現地にいて、多くのサポートがあった。我々としては他チームと比べてどう見えるかを見たかったが、キャデラックはあらゆる面で“そこにいるべき存在”に見えた。プレゼンテーションも実行もすべてだ」
「新チームではあるが、グレアム・ロードンやパット・シモンズのような経験豊富な人材がいる。他チームからも優秀な人材を引き抜くことができた。いくつか問題はあったが、それは対処すべきものだ」
ボッタスとペレスは復帰途上も課題を共有
キャデラックはバルテリ・ボッタスとセルジオ・ペレスという経験豊富なコンビを起用しているが、両者ともに2025年はレースから離れていた。
「正直に言えば、2人とも少し錆びついていると思う」とアンドレッティは述べた。
「少なくとも1シーズンはコックピットを離れていたし、新しいパッケージの中で慎重に走っている。余計な作業を増やさないようにしているんだ」
「ただ、最初のコメントとしては明確だ。我々はダウンフォースが不足している。特にリアの安定性だ。2人ともそこを指摘している」
「さらにパワーユニットの使い方、バッテリーの使い方などを理解する必要があるが、それは我々だけの問題ではない。メルセデスやフェラーリを除けば、多くのチームが最適化に苦しんでいる」

2戦でギャップ半減 進歩は明確
キャデラックは開幕戦メルボルンではトップから約4秒遅れだったが、中国では約2秒差まで縮めた。
「中国では明らかに改善した。2台とも完走し、予選でも差を縮めた。まだ2秒差は大きいが、前進だ」
「この改善を毎戦積み重ねていきたい」
中国GPではボッタスが13位、ペレスが15位でフィニッシュし、両車とも完走。これはチームにとって重要な一歩となった。
“新時代の運転”への適応も鍵
2026年レギュレーションではエネルギーマネジメントやアクティブエアロの影響が大きく、ドライバーにも新たな適応が求められている。
「今のドライバーはすべてを引き出すために、スロットルの使い方から何もかも学び直さなければならない」
「正直、今のドライバーたちを羨ましいとは思わない。むしろサイドラインにいることに満足しているよ」
キャデラックは初代マシンを「MAC-26」と命名し、アンドレッティの名を冠した。チームは今後も段階的な改善を続けながら、2026年シーズンを通じて競争力の向上を目指していくことになる。
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