F1 ホンダF1 トロロッソ スペイングランプリ
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1スペインGP決勝でのトロロッソ・ホンダのレースを振り返った。

F1スペインGPの決勝では、12番手スタートのピエール・ガスリーがオープニングラップでロマン・グロージャンのスピンに巻き込まれるかたちで不運なリタイアを喫した。

前日のフリー走行3回目にクラッシュを喫したブレンドン・ハートレーは、大破したマシンを修復して最後尾から決勝に臨んだが、レコノサンスラップからバイブレーションを訴えており、12位でレースを完走したものの、データに異常が感知されてコース上にマシンを止めている。

「今日はポイント獲得を狙ってレースに臨んだだけに、他車のスピンに巻き込まれるかたちでガスリー選手が1周目にリタイアせざるを得なかったことは非常に残念でした」

「ハートレー選手については、昨日の大きなクラッシュのあと、メカニックたちの懸命な作業によりマシンを修復し、今日のレースに出場、完走することができました。チェッカー後にデータの異常を感知したので念のためマシンを止めましたが、大きな問題ではありませんでした」

「来週はバルセロナに残り、2日間のテストに臨みます。同時にモナコGPに向けた準備も進めますが、チームは中盤戦にむけて忙しい時間を迎えることになります」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1スペインGP