F1 ホンダF1 トロロッソ アゼルバイジャンGP 2018年のF1世界選手権
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、トロロッソ・ホンダのF1アゼルバイジャンGPの決勝レースを振り返った。

グリッド後方からスタートすることになったトロロッソ・ホンダ勢だったが、特にピエール・ガスリーは混乱をうまく切り抜けて一時は7番手を走行するパフォーマンスを見せる。

2回目のセーフティカー直後にはポイント圏内9番手につけていたピエール・ガスリーだが、リスタート後にケビン・マグヌッセンと接触して後退。12位でレースを終えた。

一方、ブレンドン・ハートレーは、彼らの事故の隙をついて順位を上げ、自身F1初ポイントとなる10入賞を果たした。

「2人のドライバーともに何度かの混乱を避けながら、サバイバルとなったレースを完走してくれました」と田辺豊治はコメント。

「ガスリー選手は序盤と終盤のセーフティカー直後にはトップ10圏内を走行していただけに、最終盤のマグヌッセン選手との接触は残念でした」

「ただ、そのすぐ後ろを走っていたハートレー選手が他車のミスなどによるチャンスを逃すことなく、彼にとって初めてとなる貴重な1ポイントを獲得できたことはよかったです」

「今日のレースでは、直線でのスピード不足に苦しんだ部分がありました。チームとともに分析を行い、パッケージとして熟成を進めると同時に、パワー向上のための開発をさらに推し進める必要性を感じています」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1