F1 2018年のF1世界選手権
ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、新生トロロッソ・ホンダとしての新たな船出となる2018年のF1世界選手権の開幕戦オーストラリアGPへの意気込みを語った。

マクラーレンとの3年間の厳しいシーズンを終え、新たにトロロッソをパートナーに迎えて大きな話題を呼んでいるホンダ。バルセロナでのF1プレシーズンテストではホンダのF1パワーユニットに大きなトラブルは発生せず、好調なスタートを切った。

ホンダF1にとって変革の年となる2018年。これは新たにチームの運営体制を再構築するという大仕事でもあった。HRD Sakuraで新たに浅木泰昭が研究開発を統括する一方、現場のトップとしてF1テクニカルディレクターの職を新設。田辺豊治がその任に就いた。

田辺豊治は「いよいよレッドブル・トロロッソ・ホンダとして新たな船出となる、2018年シーズンが開幕します」とコメント。

「チームはこの日のために多くの努力を重ね、限られた時間の中でSTR13を仕立てバルセロナで行われたウインターテストを終了し、シーズン開幕に向けいい準備が出来たと思っています。このポジティブな空気を持ってメルボルンに向かいます」

「開幕戦が開催されるアルバートパークは、ストレートと90度コーナーが組み合わされたストップアンドゴー型のサーキットで、一部グリップの低い公道も含まれます。パワーユニットにとってはパワーとともにドライバビリティーが求められるトラックですので、プラクティスで双方の最適化を図り、予選とレースに臨みます」

「私自身、久しぶりのF1開幕戦になります。身の引き締まる思いとともに、いい緊張感に包まれていますが、ここまでの自分たちの努力を信じ、チーム一丸となってレースに挑みます」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1オーストラリアGP