ホンダF1、マクラーレンとの最後の日本グランプリを入賞で飾れず
マクラーレン・ホンダは、チームにとって最後のホームグランプリとなるF1日本グランプリでポイントを獲得することはできなかった。
マクラーレンとホンダは今シーズン限りでパートナーシップを解消することが決定しており、ホンダが作った鈴鹿サーキットでの今週末のレースは、マクラーレン・ホンダとしての最後のホームグランプリとなった。
35グリッド降格ペナルティによって最後尾グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、果敢な走りで挽回したものの、入賞にはあと一歩届かす11位でフィニッシュ。9番グリッドからスタートしたストフェル・バンドーンは、オープニングラップでの接触で順位を落とし、14位でレースを終えた。
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「マクラーレン・ホンダとして最後となった日本GPでポイントの獲得に至らなかったことを、非常に悔しく思っています」とコメント。
「後方からのスタートとなったフェルナンドは、前を走るライバルを上回るペースの走りを続け、終盤にはポイント獲得まであと一歩というところまで追い上げをみせました。実力的にはポイント獲得が可能だと思っていましたが、最終的に11位ということで、惜しくもポイント圏内には届きませんでした」
「一方、9番手からスタートしたストフェルですが、2コーナーでの他車との不運な接触により、最後尾まで順位を落としました。幸いにもリタイアしなくてはいけないほどの深刻なダメージはありませんでしたが、それでも傷ついたマシンでの走行となり、その後は後方で我慢のレースを続けることになりました」
「当然ながら、今回はホンダとして強い思いで臨んだホームグランプリでした。ファンの前でいい姿を見せられなかったことは本当に残念ですが、どんなときでも我々に温かい声援を送ってくれる日本のファンと、週末を通して働き続けたチームメンバーに対しては、非常に感謝しています。今シーズンも残り4戦となりましたが、最後まで全力で戦いを続けていきます」
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日はフェルナンドとストフェルが力強い走りを最後までみせてくれたものの、我々が思うような展開にはならなかった」とコメント。
「予選で困難な状況にあったにもかかわらず、フェルナンドは決意に満ちた走りをし、マッサに猛攻をしかけながらも、惜しくもポイントを逃すという不運な結果だった」
「一方、ストフェルのレースは、2コーナーでライコネンにぶつけられてポジションを落としたことで、いい方向には進まなかった。ただ、そういったアクシデントはレースではときに起こるものであり、それ以降はストフェルも懸命にプッシュした」
「それでも、このアジアでの3戦は、全体的にはチームにとってポジティブな結果となった。ポイントをいくつか獲得することができたし、この3戦を迎える前よりも今の方が、チームの力強さが確実に増したと思っている。我々はその勢いを活かして、残り4戦に臨むつもりだ」
「最後に、2つの大事なグループの方々に敬意を表したいと思う。まず、ここ5週間にわたる海外遠征で根気強いスピリットをもって、懸命に仕事をしてくれたチームのメンバーに敬意を表した。全員が多大な努力をしてくれた。彼らの揺るぎない努力と決意には、心から感謝している。次に、例年のことながら、すばらしい鈴鹿のファンの方々にも、敬意を表したい。皆さんのスピリットと熱意には、本当に奮い立たせられる思いだ。今日はそんなファンの方々のために力強い結果を出すことができなかったが、皆さんの声援、そしてマクラーレン・ホンダおよびF1全体に対する情熱に感謝している」
「今季残り4戦では、新たな勢いと自信を持って懸命にプッシュしていく」
関連:F1日本グランプリ 結果:ルイス・ハミルトンが優勝
カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1日本GP
マクラーレンとホンダは今シーズン限りでパートナーシップを解消することが決定しており、ホンダが作った鈴鹿サーキットでの今週末のレースは、マクラーレン・ホンダとしての最後のホームグランプリとなった。
35グリッド降格ペナルティによって最後尾グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、果敢な走りで挽回したものの、入賞にはあと一歩届かす11位でフィニッシュ。9番グリッドからスタートしたストフェル・バンドーンは、オープニングラップでの接触で順位を落とし、14位でレースを終えた。
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は「マクラーレン・ホンダとして最後となった日本GPでポイントの獲得に至らなかったことを、非常に悔しく思っています」とコメント。
「後方からのスタートとなったフェルナンドは、前を走るライバルを上回るペースの走りを続け、終盤にはポイント獲得まであと一歩というところまで追い上げをみせました。実力的にはポイント獲得が可能だと思っていましたが、最終的に11位ということで、惜しくもポイント圏内には届きませんでした」
「一方、9番手からスタートしたストフェルですが、2コーナーでの他車との不運な接触により、最後尾まで順位を落としました。幸いにもリタイアしなくてはいけないほどの深刻なダメージはありませんでしたが、それでも傷ついたマシンでの走行となり、その後は後方で我慢のレースを続けることになりました」
「当然ながら、今回はホンダとして強い思いで臨んだホームグランプリでした。ファンの前でいい姿を見せられなかったことは本当に残念ですが、どんなときでも我々に温かい声援を送ってくれる日本のファンと、週末を通して働き続けたチームメンバーに対しては、非常に感謝しています。今シーズンも残り4戦となりましたが、最後まで全力で戦いを続けていきます」
マクラーレン・ホンダのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは「今日はフェルナンドとストフェルが力強い走りを最後までみせてくれたものの、我々が思うような展開にはならなかった」とコメント。
「予選で困難な状況にあったにもかかわらず、フェルナンドは決意に満ちた走りをし、マッサに猛攻をしかけながらも、惜しくもポイントを逃すという不運な結果だった」
「一方、ストフェルのレースは、2コーナーでライコネンにぶつけられてポジションを落としたことで、いい方向には進まなかった。ただ、そういったアクシデントはレースではときに起こるものであり、それ以降はストフェルも懸命にプッシュした」
「それでも、このアジアでの3戦は、全体的にはチームにとってポジティブな結果となった。ポイントをいくつか獲得することができたし、この3戦を迎える前よりも今の方が、チームの力強さが確実に増したと思っている。我々はその勢いを活かして、残り4戦に臨むつもりだ」
「最後に、2つの大事なグループの方々に敬意を表したいと思う。まず、ここ5週間にわたる海外遠征で根気強いスピリットをもって、懸命に仕事をしてくれたチームのメンバーに敬意を表した。全員が多大な努力をしてくれた。彼らの揺るぎない努力と決意には、心から感謝している。次に、例年のことながら、すばらしい鈴鹿のファンの方々にも、敬意を表したい。皆さんのスピリットと熱意には、本当に奮い立たせられる思いだ。今日はそんなファンの方々のために力強い結果を出すことができなかったが、皆さんの声援、そしてマクラーレン・ホンダおよびF1全体に対する情熱に感謝している」
「今季残り4戦では、新たな勢いと自信を持って懸命にプッシュしていく」
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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1日本GP