ホンダF1 ベルギーグランプリ
ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介が、マクラーレン・ホンダのF1ベルギーGPの決勝を振り返った。

「ポイント獲得のチャンスはあっただけに、ハンガリーに続く入賞に至らず、残念な一日になりました」と長谷川祐介はコメント。

10番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタートで7番手まで順位を上げたものの、その後はペースに苦しみ後退。最終的にエンジントラブルを訴えてレースをリタイアした。

長谷川祐介は、データではトラブルは感知していなかったが、予防のためにリタイアさせたと述べた。

「フェルナンドは素晴らしいスタートを決めたものの、その後は苦しい展開が続きました。最終的にはマシンに異常があるという彼からの無線を受けたため、予防的措置としてリタイアを決めました。なお、データ上ではPUに一切異常は見つかっていません」

ストフェル・バンドーンは、パワーユニットとギアボックス交換による65グリッド降格ペナルティを科せられて最後尾グリッドからスタート。いくつかオーバーテイクは見せたものの、ポイント争いに加わることはできず、14位でレースを終えた。

「母国グランプリとなったストフェルは後方から粘り強くレースを続け、いくつかの素晴らしいオーバーテイクを見せるなどいいレースを続け、順位を上げて行きましたが、ポイント獲得には至りませんでした」

「全体としては、予選でまずまずのペースを見せられた一方で、レースペースにはまだ課題があることが浮き彫りになった週末でした。このままここで立ち止まっているわけにはいきませんし、次なるアップデートを少しでも早く投入すべく、開発を加速させて行きたいと思います」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / F1ベルギーGP