ホンダ F1
ホンダはシミュレーターの分野で遅れている可能性がある。そう語るのは元F1エンジニアのトニ・クケレラだ。

今週、マクラーレンとホンダの契約解消の噂が強まる中、ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介は、今季のF1パワーユニットにおけるテストベンチとコース上との相関関係に苦労していることを認めている。

現在、スペインのテレビで専門家として活躍するトニ・クエケラは「彼らは大きな投資をしたかもしれない。だが、この分野での重要性を理解することにあさはかだったのか、投資があまりに少なかったのかもしれない」と El Confidencial にコメント。

トニ・クエケラは、ホンダは試験台や動力計の新参ではないが、F1の特定の要求に対して十分な設備が整っていないかもしれないと語る。

「F1ではほぼプライベートテストがないので、ますます試験台が洗練されている傾向にある」とトニ・クケレラは語る。

「エンジンをテストする際はギアボックスとシャシーとの結合にも依存してくる。それがどれくらい屈曲し、どれくらい振動するかなどにおいてね」

「ホンダがどのレベルにいるかはわからないが、おそらくこの技術のリーダーではないだろう」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1