ホンダ
ホンダのF1プロジェクト責任者を務める長谷川祐介は、来週末のF1モナコGPにむけて自信をみせている。

フェルナンド・アロンソは、F1スペインGPで予選Q3に進出したことを“マイルストーン”と表現したが、長谷川祐介は、モナコのストレートでマクラーレン・ホンダのパッケージがさらに良くなるはずだと語る。

「モナコでは、エンジンパフォーマンスはそれほど重要ではありません」と長谷川祐介は El Mundo Deportivo に語った。

「今、我々がより良い結果を出せるサーキットのひとつです。我々には2人の素晴らしいドライバーがいますし、今回のグランプリには高い期待を持ったいます」

今年のホンダは大きな進歩を果たしているが、長谷川祐介は「マクラーレンの問題が全てパワーユニットだったわけではありません。来年チャンピオンシップに勝つためには関与する全員が改善する必要があります」とコメント。

Diario Sport は、現在、ホンダがモントリオールでデビューが計画されているエンジンアップグレードに取り組んでいると報じているが、長谷川祐介は「まだ時期は決めていません」とコメント。

「我々はそれに取り組んでいます。詳細まで落とし込んで、準備が整ったえばトラックに持ち込むでしょう。我々のアイデアは、大きなジャンプを果たすためにこの進化と一緒にいくつかトークンを投入するというのが我々のアイデアです」

「それが定期的にポイント圏内にいられるようにしてくれることを願っています」

長谷川祐介は“コンマ数秒”の改善の可能性について語るが、2016年後半に表彰台を約束するまでには至っていない。

「それは非常に難しいです。ですが、我々は表彰台にたどり着くために毎日働いていますが、勝つためではありません。シーズンが始まって以降、我々の改善率は良いですし、この点ではメルセデスよりさらに良いです。我々は満足していますが、まだ十分ではありません」

長谷川祐介は、2017年にトークン・システムは廃止させることが“ホンダにとって非常に良いニュース”だと述べた。

「我々には2017年にメルセデスに挑むためのプランがあります。我々はフェルナンド・アロンソが勝てるように競争力なクルマを持てるように働いています」

長谷川祐介は、マクラーレンとのパートナーシップは挑戦ではあるが、全てが“長期的”な契約でコラボレーションだと語る。

「我々は一緒にとてもうまく仕事をしています。昨年は酷かったですが、我々の関係は強いままです」

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カテゴリー: F1 / ホンダF1 / マクラーレンF1チーム