ルイス・ハミルトン フェラーリF1でアンジェラ・カレンとのタッグを復活
7度のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは2016年シーズン前にメルセデスに所属していた際、アンジェラ・カレンと協力関係を結び、ニュージーランド人のトレーナーが自身のパフォーマンスに与えたポジティブな影響を称賛していた。
アンジェラ・カレンはルイス・ハミルトンが7度獲得した世界選手権優勝のうち6度を共に戦ったが、2023年シーズンの開幕戦を最後にチームを離れた。
別々の道を歩むことになった2人だが、別れた後も連絡を取り合い、頻繁にメッセージをやり取りしていた。そして、7年間の協力関係を経て、かつての強力なパートナーシップを再開することが明らかになった。
関係者によると、アンジェラ・カレンはハミルトンがフェラーリでの新時代とその他のビジネスに役立てるために設立したプロジェクト44に、チームの理学療法士として加わったという。
アンジェラ・カレンは、昨年ルイス・ハミルトンとのパートナーシップを再開したマーク・ハインズが監督するパフォーマンスチームの一員となる。ハインズは、2016年から2021年までハミルトンと仕事をした経験がある。
アンジェラ・カレンは2023年3月に2人が別々の道を歩むまで、7年間ルイス・ハミルトンのトレーナーを務めていた。インディカーでマーカス・アームストロングと仕事をしてきたアンジェラ・カレンは、ハミルトンとともにレースに参加する。
アンジェラ・カレンがフェラーリでルイス・ハミルトンの元に復帰するという噂は、今月初めに彼女がインスタグラムに赤い服を着て、背後にハミルトンのレース番号である44の旗を背景にした写真を投稿したことで強まった。
2023年の別れについてルイス・ハミルトンは次のように語っている。
「アンジェラは今、自分の人生を生きている。彼女にはやりたいことがたくさんあるんだ。僕らはほぼ毎日メッセージのやり取りをしている。一緒にスカイダイビングに行く予定もまだある。僕らは常に互いの人生に関わっている」
「残念ながら、あるいは幸いにも、お互い離れられないんだ！ 僕たちは浮き沈みを経験してきた。僕たちの関係がこれほど良好なのはありがたいことだ。おそらく、僕たちの関係はF1界でも最も長いものだろう。彼女にとても感謝しているし、心から愛している」
ルイス・ハミルトンは今週、フェラーリで新しい生活を始めた。このニュースは、ルイス・ハミルトンがフェラーリでの新生活を始めた週に入ってから発表された。月曜日には、ハミルトンは初めてマラネロのフェラーリ本社を訪れた。
40歳のハミルトンは、月曜日にチームのシミュレーターで時間を過ごし、フェラーリのパワーユニットの新しいプロセスとパワーデリバリーに慣れるための調整を行った。
また、ハミルトンは、チーム代表のフレデリック・バスール、最高経営責任者のベネデット・ヴィーニャ、そしてチームの創設者エンツォ・フェラーリの息子であるピエロ・フェラーリと面会。エンツォ・フェラーリのオフィスを訪問し、新しいチームメイトたちと親交を深める1日を過ごした。
ルイス・ハミルトンは今後数日、数週間にわたって新しいチームに溶け込み、シミュレーターで走行距離を重ね、シャルル・ルクレールとともにデビュー戦に備えるため、フェラーリのF1マシンで初めて走行する予定だ。
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