ルイス・ハミルトン、F1アゼルバイジャンGPのDRS短縮に疑問を呈する
ルイス・ハミルトンは、F1アゼルバイジャンGPの不振を受け、バクー・シティサーキットのメインDRSゾーンを短縮するというFIAの決定に疑問を呈した。

アゼルバイジャンの首都で開催されるレースはしばしばエキサイティングなイベントをもたらすが、土曜日のスプリントのプレビューに続いて行われた日曜日のグランプリは、オーバーテイクの機会が限られ、想像力をかき立てることはなかった。

F1の統治機関は、週末が始まる前にメインストレートのDRSゾーンを100m短縮することを決定した。マックス・フェルスタッペンと最終的にレースを制したセルジオ・ペレスがこのゾーンでフェラーリのシャルル・ルクレールを追い抜いたものの、この判断がスペクタクルの妨げになったことは明白だった。

ハミルトンは、51周のレース後半にルクレールのチームメイトであるカルロス・サインツに迫ったが、何度もDRSの範囲に入ったにもかかわらず、メルセデスのマシンで動くことができなかった。

ハミルトンは、チーム無線でもっとエンジンパワーを要求していたが、何か問題があったのかと質問されたハミルトンは「何も問題はなかった。ドライバーは常にパワーを求めるものなんだ」と語った。

「最終的に、彼らは今年、ストレートのDRSを短縮した。なぜそんなことをしたのかわからない。DRSでいつも素晴らしいレースができていた」

「DRSをオンにしたときには、もう手遅れだった」

春休み前のオーストラリアGPでハミルトンが2位表彰台を獲得し、復活を期待させたメルセデスは、アゼルバイジャンでペースダウンしてしまった。

しかし、レッドブル、フェラーリ、フェルナンド・アロンソのアストンマーティンの後塵を拝したハミルトンは「彼ら(フェラーリ)は、DRSが開いていても、僕らよりストレートが少し速い」と語った。

「彼はストレートが速くて、ミッドセクターでついて行くのも簡単じゃなかったけど、僕は全力を尽くした」

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