ハースF1チーム、オリバー・ベアマンを2回のルーキーFP1に起用
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イギリス・チェルムスフォード出身のオリバー・ベアマン(18歳)は、現在プレマ・レーシングでF2ルーキーシーズンを戦っている。
ベアマンは、アゼルバイジャンでのスプリント、バクーでのフィーチャー、スペインとイタリアでのフィーチャーで4勝を挙げ、3度のポールポジション、合計6度の表彰台を獲得し、現在ランキング6位につけている。F2シーズンはF1シーズン最終戦と同じくヤス・マリーナ・サーキットで開催される第13戦アブダビGPで幕を閉じる。
ベアマンは、2021年イタリアF4選手権(8勝)と2021年ADAC F4選手権(6勝)で優勝し、2022年FIAフォーミュラ3選手権に参戦し、2021年11月に名門フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員となる契約を結んだ。シャルル・ルクレール、ミック・シューマッハ、ロバート・シュワルツマン、そしてアントニオ・ジョビナッツィに続き、スクーデリア・フェラーリとの長年の関係を通じて、マネーグラム・ハースF1チームで活躍することになる。
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「オリバー・ベアマンにメキシコとアブダビでこのような機会を提供できることをとても嬉しく思っている」とハースF1チームのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは述べた。
「フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員であるオリバー・ベアマンの週末に向けた準備は一流である。オリバーをチームに迎え入れ、VF-23をドライブしてもらうことを楽しみにしている」
「彼はF2で輝かしいルーキーシーズンを過ごしており、4勝はその証拠だ。フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員であるオリバー・ベアマンの週末に向けた準備は一流である。オリバーをチームに迎え入れ、VF-23をドライブしてもらうことを楽しみにしている」
「メキシコとアブダビでマネーグラム・ハースF1チームに加わることができて、とてもうれしい」とベアマンは語った。
「F1に出場することは、ゴーカートをやっていた頃からの夢だったので、今年初めてマシンをドライブできることは本当に特別なことだ。このチャンスを与えてくれたチーム、そしてもちろんフェラーリに感謝している。どちらの場面でもチームを全力でサポートできるよう、準備に励んでいる」
FIA F1世界選手権に参戦する各チームは、FP1の2セッションをルーキードライバーに割り当てることが義務づけられている。ベアマンは今週末のカタールGPに向け、ハースF1チームに帯同し、予定されているプラクティスに備える。
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