ハースF1代表、シューマッハに警告「クラッシュしたら深刻な話し合い」
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まだF1キャリアでポイントを獲得できていない2年目のミック・シューマッハは、2022年シーズン序盤に多くのインシンデントを経験している。前戦モナコグランプリではクラッシュによって車が真っ二つに割れて大破。シーズン2回目の全損事故となった。
車の損傷についてギュンター・シュタイナーは「シャーシは修理している。実際、シャシー自体はそれほど損傷していない」と説明。
「交換しなければならなかったフェアリングはあったが、チェックされている。通常のチェックだ。すべていい感じだ。エンジンもOKだ。ギアボックスはOKではなく、他の多くのパーツもOKではない」
ハースF1チームは、今シーズンのオープニングステージを通してスペアパーツをほとんど持っていなかった。今後のレースでインシデントが続くと、状況はさらに不安定になる可能性がある。
ミック・シューマッハが再びクラッシュした場合に話し合う必要があるかと尋ねられたギュンター・シュタイナ0は「そう言っていいだろう」と返答。
「また、ある段階でパーツが足りなり、我々はそれを作り続けることができないので、真剣な会話をすることになるだろう」
「また、物理的にそこまで多くのお金をかけられない。ここでは何も起こらないようにする必要がある」
だが、ギュンター・シュタイナーは、2020年のF2チャンピオンと話し合う必要がある場合、ミック・シューマッハにプレッシャーをかけないようにしたいと語る。
「彼と一緒に座って、彼がクラッシュしてはいけないことを説明する必要がある場合…彼も分かっていると思うので、我々はそのような会話をするべきではない」
「クラッシュするなと言って、彼にプレッシャーをかけるつもりはあに、私は決してそんなことはしない、彼らはクラッシュすることの重みを分かっている」
「これはスポーツであり、非常に競争力があり、マークを少し踏み越えるのは簡単だ。特にモンテカルロ、ここ、ジェッダ、モントリオール、シンガポールのようなこのトラックでは、モンテカルロでのやったこよを繰り返さないように彼は自分自身を調整する必要がある」
「彼にもっとうまくやれと5回も言うようなことはしない。それでは悪化するだけだ。真逆の反応となるだろう」
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