ハースF1代表 「マゼピンとシューマッハの問題は個人的ものでない」
ハースF1のチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハの緊張関係は“個人的”なことが原因ではないと考えている。

今年、ハースF1は、ニキータ・マゼピンとミック・シューマッハという2人のルーキーを起用。チームは2022年に焦点を当てており、二人に経験を積ませようとしているが、当然ながら二人ともグリッドでの地位に相応しいことを証明したがっている。

14レースを終えて、ハースF1のドライバーはまだポイントを獲得できておらず、開発をしていないことで圧倒的に遅いマシンは、常に周回遅れにされてフィールドに取り残されている。

この状況でお互いに争うことしかできないニキータ・マゼピンとミック・シューマッハは、コース上で幾度となく接触事故を起こし、メディアを通じてお互いに批判的な言葉を繰り化した。

だが、ギュンター・シュタイナーは、2人の間に個人的な問題はなく、すべてのレースで2人でレースをするしかない状況が、ガレージ内に緊張を生み出していると語る。

「個人的なことではないと思う。状況だと思う」とギュンター・シュタイナーは語る。

「私が言い続けているように、我々は他の誰とも戦っていないので、この戦いが誇張されている。他に戦う人がいないからだ」

「他の3~4台のマシンと混ざっている場合は、そのようなことは見られない。チームメイトではない誰かにそのような仕掛けをしたり、チームメイトではない誰かと激しくレースしている場合と違いはないが、チームメイトとの場合はほとんど個人的なものに見えてしまう」

「私の意見では、周りに私戦うことができる人が誰もいないとことが問題の1つだと思う」

ハースF1チームがミッドフィールドでレースをすることを望んでいる2022年も2人はチームに残留されると予想されており、ギュター・シュタイナーが今のうちにそれを整理しておきたいと語る。

ニキータ・マゼピンとシューマッハは友達である必要はないことを認めているが、少なくともチームのために働く必要があるとギュンター・シュタイナーは言う。

「彼らが友達でなくても、常に非常にオープンな仕事上の関係だと思う」とギュンター・シュタイナーは語った。

「彼らが友達であるかどうかにかかわらず、私は彼らが私生活で何をするかはあまり気にしていない。だが、レーストラックでは彼らはチームのためにパフォーマンスする必要がある」

「彼らがを一緒にしなくても、彼らはそれに同意している。二人がが部屋にいるときに、今すぐ合意を見つける必要がある。それが我々が取り組んでいることだ」

「良い友達ではないチームメイトはたくさんいる。我々はとにかくそれを機能させる必要がある」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / ミック・シューマッハ / ニキータ・マゼピン