ハースF1、ロバート・クビサとの開発ドライバーについての交渉を認める
ハースのF1チーム代表を務めるギュンター・シュタイナーは、ロバート・クビサと2020年のシミュレーター及びテストドライバーの役割について話し合っていることを確認した。

今年、ウィリアムズで9年ぶりにF1復帰を果たしたロバート・クビサは、F1ドイツGPで1ポイントを獲得したが、わずか1シーズンでチームを離れることを発表している。

ロバート・クビサは、2020年もレース活動を続けていたという希望を明確にしているが、F1でレース以外の役割を組み合わせることは可能だ。

ギュンター・シュタイナーは、ハースF1チームとしてロバート・クビサとシミュレーターとVF-20での走行を含めた開発の役割の可能性について交渉中であることを認めた。

「そうだね、我々は話をしている。チーム内のテストドライバーとしての役割について話をしているが、シミュレーターでの開発も必要だ」とギュンター・シュタイナーはコメント。

「我々はそれなりのポイントに達しているが、次のステップを踏み出す必要もある。彼はそれをするのに最も適任な一人だ。それが我々が議論していることだ」

「確かにシミュレータードライバーはいつもシム作業とマシンの動作を相関させる必要があり、全員がクルマに乗る時間を持っている。そうしなければ意味はない」

ロバート・クビサの金曜フリー走行での走行も含まれているかと質問されたギジュンター・シュタイナーは「まだ言うことはできない。まだ話し合っているところだ。契約は完了しているわけではない」

ロバート・クビサは、2020年のレースプランが進行していることを認め、開発ドライバーの役割を検討する前にまずはレースプランスを設定する必要があると強調した。

「もちろん、時間は刻々と過ぎているので、結論に近づく必要があるが、少し時間はかかるし、適切な場所にいくつかのものを置く必要がある」とロバート・クビサはコメント。

「すべてのことをうまくまとめなければならない。かなり順調そうだと言える。もちろん、まだすべてがまとまっているわけではないけど、良い方向に進んでいる」

「僕にとって最も重要なことはレースをすることだし、それから将来に何が可能かをまとめていきたい。暗い部屋に閉じ込められて、シミュレーターで周回を重ねているだけの自分はあまり考えていない。除外はしていないけど、他のものと組み合わせたものでなければならない」

「だからこそ、少し時間がかかるし、すべてのパツを組み合わせる必要がある。それは簡単なことではない」

先週、ロバート・クビサを支援するPKNオーレンとギュンター・シュタイナーがポーランドで交渉していたことが報じられている。

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カテゴリー: F1 / ハースF1チーム / ロバート・クビサ