ロマン・グロージャン、非力なハースF1を駆る2人のルーキーに同情
ロマン・グロージャンは、現在のハースF1のドライバーである二人のルーキーは、マシンが遅すぎることで残りのフィールドに追いつくためにあまりに強くプッシュしなければならないことがエラーに繋がっていると考えている。

ミック・シューマッハとニキータ・マゼピンは、シーズン序盤から数々のドライビングエラーを犯しており、特にデビュー前から評判が良くなかったマゼピンには、その資質を疑う声も少なくはない。

2020年末でハースF1のシートを失ったロマン・グロージャンは、自分が運転していた2020年マシンの進化型であるVF-21を運転するのが二人が非常に苦戦している理由を理解している。

「彼らには明らかに最高のツールが与えられていないと思う」とロマン・グロージャンは Beyond The Grid で語った。

「レースでは、良いラップをするかもしれないが、目の前のマシンが1秒速いことがわかったら、その1秒を引き出そうとするものだ。そのときは100%ではなく110%を運転し始める。そして、物事は少し不完全になってしまう可能性がある」

「彼らがいくつかのミスを犯しているのを見たけど、彼らは集団に留まるために追いつこうと頑張っているに違いない。マシンは去年とそれほど変わらないように見える。良いポジションを争うのに十分なマシンではない」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / ハースF1チーム / ミック・シューマッハ / ニキータ・マゼピン