ロマン・グロージャン
ロマン・グロージャンは、F1ロシアGPのクラッシュがシートを破損するまでの衝撃だったことを明かした。

ロマン・グロージャンは、高速のターン3でコントロールを失ってバリアにクラッシュ。マシンは大破したが、幸いにもグロージャンは無傷だった。

F1アメリカGPを前にロマン・グロージャンは「気分はかなりいい。特に衝撃を考えればね」とコメント。

「シートが壊れていたんだ! これまでで最大の衝撃だったし、ウォールに衝突するとわかったときは、ステアリングから手を放して、目を閉じて、踏ん張っていた」

「クルマのと安全デバイスが持つあらゆる安全性の証拠だ」

「元通りにクルマを造り直さなければならなかったので、クルーにも心からありがとうと言いたい」

ロータスのテクニカルディクターを務めるニック・チェスターは、クラッシュはダウンフォースの損失に起因しており、メカニカル面の故障ではないとを示唆した。

「データや壊れたパーツには事故の原因になったという兆候はなかった」

「事故調査で結論を出すのは簡単ではないが、ロマンはちょっとマクラーレンに近づきすぎて、ダウンフォースを失い、事実上グリップがなくなってしまったようだ」

「クルマが故障したと確認できるものは何もない」

マシンは直接オースティンに空輸され、シーズン終了までエンストンに戻ることはない。修理はすべてトラックで行わなけばならない。

ダメージの範囲についてニック・チェスターは「かなり大きいが、それでもクルマは衝撃にうまく耐えてくれた」との述べた。

「右側のフロントとリアサスペンション、ノーズ、リアウィング、クラッシュ構造といったクルマの右側がダメージを負った」

「だが、クルマを元に戻すのは止めなければならないものは何もない」

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / ロータス