ロマン・グロージャン
ロマン・グロージャンが、F1日本GPへの意気込みと鈴鹿サーキットについて語った。

シンガポールは堅実なレースでしたね。トラックに戻った感覚はいかがでしたか?
クルマに戻れたのは素晴らしい感覚だったよ。F1は僕が最も愛していることだし、それが僕の仕事だ。それを逃したのはもちろん悔しかった。

シンガポールは、コンディションととてもチャレンジンなサーキットによってシーズンで最もタフなレースのひとつだ。良いポジションでレースをフィニッシュできたことには満足している。

週末、クルマはすぐに望んでいたものを届けてはくれませんでしたね。その点においてはどれくらい難しかったですか?
週末の開始時に僕たちが苦しんでいたのは確かだし、望んでいた場所にはいなかった。リカバーするのは簡単ではなかったし、多くの時間を失ってしまったけど、チームがとても良く働いてくれて、なんとかクルマの問題の解決策を見つけてくれたことを嬉しく思っているし、とても誇りに感じている。重要な日は日曜日だし、僕たちは2台揃ってポイントを獲得することができた。もちろん、もっとうまくやりたい。僕たちはいつも表彰台を目指している。でも、僕たちが直面したチャレンジを考えると悪い結果ではない。

レース終盤、あなたとキミのペースは非常に似たレベルでしたが、あなたはキミを先に行かせましたね。それについてお話いただけますか?
僕たちはペース的に同等だったけど、彼はワールドチャンピオンを戦っているし、それを達成できるとても良いチャンスがある。彼はまだ非常に良いドライバーだ。彼は僕よりもチャンピオンシップのトップに近いので、もちろん彼の邪魔をするつもりはなかった。彼を先に行かせたあともペース的には彼と同様だったので、それについてはとても満足している。

鈴鹿の印象は?
なんというサーキットだ! セットアップのベースラインが良ければ、本当にトラックを楽しめるだろう。驚くべきサーキットだ。一度しかレースをしたことがないけど、大好きなサーキットだし、戻るのを楽しみにしている。サーキットの好きな部分をひとつだけ挙げるのは難しい。第1セクターは最高だ。ターン1、ターン3、ターン4と5はクレイジーだよ! そのあとブリッヂの下を走り抜け、小さなヘアピンがあって、次はドライバーにとって悪夢である“スプーン・コーナー”だ。そのあとは全開だし、最終シケインまでDRSも全開だ。最高のサーキットだよ。それに、重要なのは日本のファンは本当に素晴らしいということだ。トラックの周りの雰囲気も非常に特別だ。和食、特に寿司が大好きだし、自宅で料理をするときは良く日本の調味料を使っているよ。

どれくらい難しい週末になると思いますか?
週末にわたって多くのチャレンジがある。鈴鹿はとても要求が多いし、クルマの弱点が露呈されるので、完璧に働くセットアップを得なければならない。ランオフエリアが小さいので、全てのセッションをミスをせずに完了しなければならないし、膨らんだり、コーナーでミスをすれば、簡単にクルマにダメージを負ってしまう。鈴鹿はタイヤへの要求が絶えることがないので、うまくタイヤを管理しなければならない。運も少し必要な場所だと思う。日本では運が向いてくれて、全てがまとまってくれることを願っている。

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カテゴリー: F1 / ロマン・グロージャン / F1日本GP / ロータス