ジョージ・ラッセル F1オランダGP決勝「ペースが石のように転がり落ちた」
ジョージ・ラッセルは、 2024年F1オランダGPで後退した後、「頭を掻きむしるしかなかった」と認めた。

メルセデスのラッセルは予選4番手で、日曜日のレースまで週末を通して好調に見えたが、ペースに苦しみ、チームメイトのルイス・ハミルトンより一つ上の7位でフィニッシュした。

ベルギーグランプリで車重不足のため失格となり優勝を逃したジョージ・ラッセルは、ここまで遅れをとっていることに困惑していると語った。

「僕たちにはペースがなかった」とラッセルは嘆いた。「石のように転げ落ちていった。特にフェラーリ相手だとかなり驚いた。僕たちは彼らより余裕で前にいられると思っていたけど、シャルル(ルクレール)の方が速く、カルロス(サインツ)が僕を追いかけていた。明らかにタイヤに何か問題があった」

「最初の数周を終えた時点では表彰台に上れると思っていたけど、追い越しは難しいだろうと分かっていた。マクラーレンの速さには本当に驚いた。」

「ランド(ノリス)はレース中、とても落ち着いているように見えた。見ていてとても印象的だった。だが、僕たちは6レースで本当に力強いレースをしてきたのに、突然、優勝から1分近く遅れてレースを終えた。だから、一夜にしてそのパフォーマンスをすべて失うわけではない」

「予選は4位だったが、レースでは明らかに何かがうまくいかなかった。正直、今も頭を悩ませている。この風と長いコーナーなど、非常に厳しいコンディションだった。今のところ、答えは見つからない。」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1 オランダGP

一方、ルイス・ハミルトンはセルジオ・ペレスの妨害によりグリッド3位降格のペナルティを受けたことを悔やみ、グリッド降格のせいで表彰台を狙えなかったと語った。

「今日はとても楽しかった」と7度の世界チャンピオンはコメントした。「2ストップを計画していて、ソフトタイヤでスタートした。ソフトタイヤは非常に良いタイヤで、練習ではミディアムタイヤよりもずっと良い感触だった」

「ハードタイヤもなかなか良かったので、何をすべきか判断するのが難しかった。2ストップだったので、タイヤを使い切ろうとしていたけど、1ストップにできるかどうかも分からなかった」

「おそらく、もし僕が1ストップでもう少しうまく対処していれば、1ストップで1つ上の順位でフィニッシュできたかもしれない」

グリッドペナルティがなければ結果はもっと良かったかという質問に対し、ハミルトンは「そうだね、間違いなく、僕が予選で本来の走りができていればね」と答えた。

「予選で問題がなかったら、そうだっただろう。今日はトップ5に入るペースだったと思う。例えば4位からスタートしていたら、少なくとも4位でフィニッシュしていただろう」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1オランダGP