ジョージ・ラッセル F1イタリアGP初日談「Q3進出は厳しい戦いになる」
ジョージ・ラッセルは、2023年F1第15戦イタリアGP初日のフリー走行を9番手で終了。予選の最終ステージに進むのは困難になる可能性があると語る。

実際のブレーキング ゾーンが 6 つしかない高速モンツァ サーキットでは、予選で順位をめぐって接戦が起こる傾向がある。レッドブル以外の上位チーム間での“ベスト・オブ・レスト”争いはますます緊密になっており、最近ではウィリアムズもトップ10以内のポジションの戦いに繰り込んできた。

ジョージ・ラッセルは、メルセデスF1が明日Q3に進むことが確実ではない可能性があることを認めた。

「現時点では、特に土曜日は、いつものようにマクラーレン、アストンマーティン、フェラーリ、そしてウィリアムズまでもが混戦を繰り広げることになると思う」とラッセルは語った。

「だから、僕たちは本当にやり遂げる必要がある。Q3に進出するのも厳しい戦いになると思う。もしうまくいけば2列目グリッドを獲得できるだろうけど、うまくいかなければ8番手や10番手あたりに沈む可能性もある」

今週末、F1チームは、今シーズン2度目となるATA(Alternative Tyre Allocation:代替タイヤ配分方式)の予選構成を遵守する必要がある。ハンガリーGPで初めて試行されたルールでは、Q1ではハードタイヤ、Q2ではミディアム、Q3ではソフトタイヤを使用しなければならないと規定されている。

このルールがメルセデスの妨げになるのかと質問されたラッセルは「ソフトよりもハードとミディアムのほうが競争力があると思う」とコメント。

「だから、順位を上げるために何かを見つける必要がある。ソフトに履き替えたとき、期待していたほど速く走れなかった。タイヤに負荷がかかり、スイートスポットに収まらなかった。だから、そこから何かを学ぶべきことがある」

ジョージ・ラッセル メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ F1

ジョージ・ラッセル(メルセデス)

「モンツァに戻って、このような高速かつローダウンフォースレベルでクルマを運転できるのは素晴らしいことだ。特徴は先週ザントフォールトで経験したものとは大きく異なり、そこに適応するのは楽しいことだ。クルマの感触はかなり良かったけど、ソフトタイヤには改善の余地がある。高燃料でのペースはかなり強そうだったので、明日は予選に向けてさらにスピードを見つけることに焦点が当てられるだろう」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1 / F1イタリアGP