レッドブルF1首脳 フランコ・コラピントをRBで起用の可能性を否定
フランコ・コラピントが2025年にレッドブル所有のRBをドライブする可能性は低いとヘルムート・マルコが明かした。

メキシコGPで、Sky Italiaのレポーター、ロベルト・チンケーロは、ウィリアムズでローガン・サージェントに代わってから印象的な走りを見せているアルゼンチン人ルーキーのコラピントにレッドブルがオファーを出していると報じた。

レッドブルのF1アドバイザーであるマルコは「これは異常な状況だ。彼はジュニアカテゴリーで際立った存在ではなかった。もちろん、彼は優秀だったが、飛び抜けていたわけではない」とKleine Zeitungに語った。

「しかし、リアム・ローソンのようにいきなり深い淵に放り込まれたにもかかわらず、彼の氷のように冷たい決意には感銘を受けた」

81歳のマルコは、コラピントのドライバーのマネジメントに接触したことを隠さない。

「F1では誰もが誰とでも話す」とマルコは語った。

しかし、レッドブルとコラピントが2025年の契約を結ぶ可能性は低いと認めている。

「彼の問題はウィリアムズと長期契約を結んでいることだ」とマルコは言う。

ヘルムート・マルコは、ジェームス・ボウルズがコラピントをライバルチームに貸し出すことを申し出たことを認めたが、「しかし、それはどのチームにとっても興味深いものというわけではない」と主張した。

「我々もジュニアドライバーを擁しており、良いポジションにある。我々は、他チームのために誰かを育成するつもりはない」

ビザ・キャッシュアップRB・フォーミュラワン・チーム

RBの現行ドライバーは角田裕毅で、彼も2025年まで契約を結んでいる。オースティン以来、角田はダニエル・リカルドの後継者であるリアム・ローソンとコンビを組んでいる。ローソンは来年、セルジオ・ペレスに代わってレッドブル・レーシングのドライバーになるのではないかと噂されている。

しかし、ローソンは2025年について尋ねられた際、「正直なところ、まったく見当もつかない」と答えた。

2026年にアストンマーティンへ移籍するホンダとのつながりがあることから、角田裕毅は来季のレッドブル・レーシングの有力候補とは見なされていない。

しかし、ホンダの幹部からの圧力を受け、レッドブルは少なくとも24歳の日本人ドライバー、角田裕毅に2024年のタイトル争奪マシンでのアブダビテストでの走行をオファーした。

角田裕毅は、それさえも獲得するのは大変だったと語る。

「チームメイトの多くよりも優れた走りを見せてきたにもかかわらず、1日でもテストに参加することがいかに難しいかということには慣れてしまいました」と角田裕毅は語った。

「おそらく、僕の知らないところで何かが起こっていんでしょうね」

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カテゴリー: F1 / フランコ・コラピント / レッドブル・レーシング / ビザ・キャッシュアップRB