F1フランスGP主催者、6月末の日程でも開催を疑問視
F1フランスGPを主催するGIP Grand Prix de Franceのマネージングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、歯止めが利かない新型コロナウイルスの感染拡大に6月28日に第10戦として予定されているF1フランスGPの開催に疑念を抱いている。

開幕戦F1オーストラリアGPは中止、F1中国GPは延期とされているが代替日程は決定しておらず、無観客レースが予定されている来週末のF1バーレーンGP、そして、初開催となるF1ベトナムGPの開催も疑わしい状況となっている。

フライアウェイを終えてヨーロッパラウンドの初戦となる5月3日のF1オランダGPも開催されるかどうかは定かではない状況であり、内部関係者の多くは2020年のF1世界選手権は6月のアゼルバイジャンGPで開幕することになると関考えている。

だが、あ6月28日に開催されるF1フランスGPもすでに懸念を表明している。フランスでは1700名を超える感染者が報告されている。

エリック・ブーリエは、ファン、パートナー、メディア、そして、F1の健康面が最優先だと語る。

「観客やパートナー、F1の人々、メディアの安全と健康が我々の優先事項だ」とエリック・ブーリエは Auto Hebdo に語った。

「新型コロナウイルスの拡散に関するその他の情報を考慮すると、フランスGPの組織に疑問を呈することは正当化できないものはない」

F1バーレーンGPが無観客レースで開催されることになった場合、ファンは必ず払い戻しを受けることになるとエリック・ブーリエは語る。

「視聴者の有無、開催、延期またはキャンセルのすべての場合において、我々は良好な保険に加入しており、観客は完全に払い戻される」とエリック・ブーリエは Le Figaro に語った。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1フランスGP