アンドレ・ロッテラー フォーミュラE テチーラー
アンドレ・ロッテラーは、フォーミュラEはこれまで走らせてきたマシンとは“正反対”であり、自分がレーシングキャリアで“甘やかされて育った”ことを思い知ることになると考えている。

ル・マン24時間レースを3度制しているアンドレ・ロッテラーは、ポルシェからWECに参戦しつつ、日本でTOM'Sからスーパーフォーミュラに参戦してきた。

2014年のF1ベルギーGPではケータハムからスポット参戦。また、過去にはSUPER GTで2度のタイトルを獲得している。

ポルシェは、今シーズン限りでWECのLMP1クラスから撤退。2019/2020シーズン(シーズン6)からフォーミュラEに参戦する。アンドレ・ロッテラーは、その2シーズン前となる2017/2018シーズンからテチーターからフォーミュラEに参戦する。

「正反対だね」とアンドレ・ロッテラーは Autosport にコメント。

「僕は最高のレースカーで本当に甘やかされていた。スーパーフォーミュラは、コーナースピードという点でF1とともに最速だ。LMP1ハイブリッドは1000馬力と4WDだし、この惑星では他にはないようにコーナーを抜け出す」

「僕が気付いたのは、僕たちはレーシングドライバーとして完全にスピードを抽象化していたということだ。LMP1よりもさらに速いクルマを手に入れることはできるし、それをその世界の限界にもたらすことができるかもしれない」

「でも、その逆の場合も同じことだ。遅いクルマでも、限界までクルマをもたらすことができる。ずっと忙しい。メンタル的にとてもチャレンジングだ」

アンドレ・ロッテラーは、来月に香港で17年ぶりにストリート・サーキットでレースをすることになる。

都市の中心部のトラックに戻ることにどれくらい興味を持っているかと質問されたアンドレ・ロッテラーは「どれくらい自信を持てるか見てみよう。自信が必要だし、環境を快適に感じる必要がある」とコメント。

「多くの人は『フォーミュラはEはパワーがない』などと言っているけど、ストリートトラックでは十分だと思っている」

アンドレ・ロッテラーは、事前にテストすることなくテチーターとの契約にサインした。テチーターはルノーのカスタマーパワートレインを使用しており、メーカーと同じ15日間のテストを与えられないため、学習プロセスはバレンシアでの3日間のテストとシミュレーター作業に制限された。

アンドレ・ロッテラーは、電気モーターからの再生、全天候型のミシュランタイヤ、カーボンブレードと同様に、重量が重く、重心がリアにあるフォーミュラEカーの様々な要素が、ドライブするために“完全に異なるもの”を加えると説明する。

「タイヤは大きなファクターだし、小さなセットアップ変更を見つけたり、理解することはないだろう。ブレーキは温度に敏感だし、加えてバランスは再生とともに変化する」とアンドレ・ロッテラーはコメント。

「(バッテリーの)温度や充電状態によって再生を失うと、リアブレーキが少なくなって、ブレーキデバイスをクルマの後方にシフトして、その埋め合わせをしなければならなくなる。それはブレーキの温度と特性を変える」

「ブレーキのクオリティもかなりランダムだ。良いディスクもあれば、そうでもないものあるし、左と右で違っていたりする」

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カテゴリー: F1 / フォーミュラE