わずかの差でQ2進出を果たせなかったジャンカルロ・フィジケラ(画像)
フォース・インディアは、2008年F1第2戦 マレーシアGP予選で、ジャンカルロ・フィジケラはわずか0.05秒差でQ2進出を逃し17番手、エイドリアン・スーティルは21番手だった。

Q2進出を第1目標に掲げているフォース・インディアだが、わずかの差でそれを逃した。ジャンカルロ・フィジケラは16位のクルマとわずか0.05秒差で17番手に沈んだ。1分36秒240というタイムはQ1の最速タイムから1秒以内であった。しかし、チームは昨年よりタイムを約2秒縮めている。

一方、スーティルはタイヤに苦労し、21番手に沈んだ。

ジャンカルロ・フィジケラ (17位)
「Q2進出までほんの0.05秒だったね。とても惜しかったね!進出でいなかったのは少し残念だけど、ベストを尽くしたし、素晴らしいラップだった。とても励みになったと言うことにするよ。ベスト16とQ2まで0.05秒だし、セッションの最速タイムとの差は1秒以内だ。この先に、とても期待できるね。チームはここまで素晴らしい仕事をしてくれた。もちろん、まだやるべき作業はたくさんあるが、今後のために正しい方向に進るし、それはとても重要だ。」

エイドリアン・スーティル (21位)
「あまりいい予選じゃなかった。でも、正直なところ、午前中のプラクティスがそれほど良くなかったから、予想していた。再びソフトタイヤでの作業に問題があった。僕のクルマはソフトタイヤではうまくいかなくて、ハードタイヤを試しさえした。マシンはかなり良くなったと感じたけど、ハードチヤでは他のクルマとレースをすることはできないよね。レースやロングランではもっと良くなると思う。メルボルンではOKだったし、マシンの中での感触はいいよ。」

マイク・ガスコイン チーフ・テクニカル・オフィサー
「最後にたった0.05秒差でジャンカルロがQ2に進めなかったとこは非常に残念だ。最初のセッションで最速ラップから1秒以内でも、まだグリッド上で17番手だったこともがっかりした。しかし、どれだけ接戦で、現在のF1がどれだけエキサイティングかということを証明している。ジャンカルロは、一日良い仕事をしてくれたし、エイドリアンはバランスに苦しんだ。しかし全体として我々は前のマシンと競争できるマシンを持っていると思うし、ここでマシンに装着した新しいパーツは、メルボルンからパフォーマンスを向上させたと思う。明日ここで良いレースをするために戦略を考えなければならない。」

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア