フォース・インディア ドミニク・ハーロウ
フォース・インディアは、ハンガリーGPでさらにパフォーマンスを向上させることに自信を持っている。

ドイツGPでは、エイドリアン・スーティルが予選7番手を獲得し、一時は2番手を走行するなどの活躍をみせたが、接触が原因で結局はノーポイントに終わった。

フォース・インディアのチーフ・レースエンジニアのドミニク・ハーロウは、これまでのシーズンでVJM02に施したアップグレードのパフォーマンスに満足しており、今週末のハンガリGPでさらなる改良を投入し、より成功を収められることを期待している。

「我々は中団に混ざることに加えて、ポイント圏内のポジッションを争うという最終目標を成し遂げました。その点ではとても励みになりました」とドミニク・ハーロウは語る。

「我々はハンガリーにさらにいくつかのパーツを持ち込みます。シルバーストンほどの大きさではないですが、我々の開発計画はペースを保っており、他チームと足並みを揃えられることを期待しています」

「いくつかのフロントウイング、ブレーキダクト、フロア開発を進めています。ハンガリーでは通常の小さなメカニカル変更も行います。かなりトリッキーなサーキットなので、セットアップ面でも少し特別な取り組みをするつもりです。再びより柔らかいタイヤに戻ることもありますし、我々はこのコンパウンドでかなりうまく行く傾向にあります。かなり楽観的ですよ」

ハンガリーGPのあと、F1は従来通り夏休みに入る。今年のレギュレーションでは、この期間の大部分で向上を閉鎖することが要求されているが、ハーロウはフォース・インディアが8月のヨーロッパGPに備えてさらなる大幅なアップグレードを行うと語る。

「8月3日から16日まで閉鎖します。そのあとバレンシアに直行するので、閉鎖までにかなり多くの作業をしなければなりません」

「新しい部品による少し大きめなパッケージともう一つのアップグレードが目標です。再びフロントウイングをさらに変更して、バージボードエリア、フロア前面とサイドポッドを変更する予定です。視覚的にもかなり異なるものになるでしょう」

「去年のバレンシアは少し均一化していたと思いますし、特にジャンカルロはそこでかなり強かったと思います。我々の傾向が維持できると期待してます」

開催日程:2009年 F1 ハンガリーGP

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カテゴリー: F1 / フォース・インディア