元F1レースディレクターのマイケル・マシ、殺害予告の被害を告白
元F1レースディレクターのマイケル・マシは、物議を醸した昨年のF1アブダビGP後の期間は、オンラインでの誹謗中傷と殺害予告などに脅された“暗黒の日々”だったと語った。

2021年の最終戦F1アブダビGPで、通常のセーフティカー規則を覆してラスト1周でレースを再開させるというマイケル・マシンの決定は、マックス・フェルスタッペンがルイス・ハミルトンをオーバーテイクしてF1ワールドチャンピオンを獲得することに繋がった。

その後、FIA(国際自動車連盟)はF1アブダビGPの侵攻を調査。マイケル・マシは、F1レースディレクターを解任され、最終的に今年初めにFIAを去ることになった。

しかし、昨年12月のF1アブダビGPの余波とそれによって引き起こされた反発は、マイケル・マシにとって個人レベルで耐え難いものだった。

「暗黒の日々もあった」とマイケル・マシはDaily Telegraphのインタビューで語った。

「完全に私は世界で最も嫌われている男だと感じた。殺害予告を受けた。彼らは私と私の家族を襲うつもりだと言っていた」

「1~2日後にロンドンの通りを歩いたときのことを今でも覚えている。大丈夫だと思っていたが、その後、不安を感じ始めた」

「人々ことを私を捕まえようとしているのではないかと見ていた」」

マイケル・マシに向けられたオンラインの憎悪は制御不能に陥った。

「私は何百ものメッセージが送られてきた」とマイケル・マシは語った。

「それらの内容は衝撃的だった。人種差別、誹謗中傷、卑劣な言葉、彼らはあらゆる私を名前で呼んだ。殺害予告もあった。そういったメッセージをひっきりなしに届いた」

「Facebookだけでなく、ビジネスのためのプロフェッショナルなプラットフォームであるはずのLinkedInにも届き続けた。それは同じタイプの誹謗中傷だった」

誹謗中傷を無視するために彼の最善の努力にもかかわらず、そういったメッセージはマイケル・マシの精神を混乱させました。

「専門家に相談はしなかった。だが、後から考えれば、そうすべきだったかもしれない」とマイケル・マシは語った。

マイケル・マシの雇用主であるFIAは、彼への誹謗中傷を認識していたが、彼はそれほど重要なことではないように振舞っていたという。

「ほとんどすべてを独りで抱え込んでいた」とマイケル・マシは付け加えた。

「何人かには話したが、多くはなかった。家族や友人に心配をかけたくなかった。彼らに心配させたくなかった」

「FIAは知っていたが、私は彼らを含むすべての人にそこまで重要なことではないように振舞っていた」

F1アブダビの週末から半年以上が経った今、マイケル・マシは人生をリセットして、より強い人間になったと語る。

「すべての経験が私をより強い人間にしてくれた」とマイケル・マシは言った。

「今後、私には多くのエキサイティングな選択肢がある。国内および世界の両方で、さまざまなプロジェクトを検討している」

「私の意図は、オーストラリアを拠点とし、これまでの信じられないほどの旅で得たすべてのスキルを使用するだ。それには非常に誇りに思っているし、感謝している」

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カテゴリー: F1 / FIA