F1
FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、F1へのタバコ企業の関与を即座に禁止するような計画はないと語る。

フェラーリは、長年にわたってフィリップモリスと提携しており、マールボロのカラーリングをF1マシンのカラーリングに巧妙(?)に取り込んできた。フェラーリのF1マシンのスポンサースペースはすべてフィリップモリスに属しており、他のパートナーやスポンサーにそれを“また貸し”している。

フェラーリとフィリップモリスは、昨年のF1日本GPから“Mission Winnow”のスローガンを掲げてきたが、タバコ製品のプロモーションとの関連性を繰り返し否定していた。しかし、タバコ広告を禁止する法律に違反し、マールボロを宣伝するための偽装だと非難されていた。

しかし、先月、オーストラリアの公衆衛生機関はフェラーリにおけるフィリップモリスのブランディングの合法性の調査を開始。その問題が明るみになってから間もなく、フェラーリは開幕戦でSF19とチームのユニフォームからMission Winnowのロゴを削除することを決定した。

マクラーレンもブリティッシュ・アメリカン・タバコと同様の提携で“A Better Tomorrow”のロゴを掲載していてが、同じように開幕戦では自主的に削除している。

フェラーリとマクラーレンの動きは、F1にタバコ会社を戻すための水門を開くことになるかもしれないとの懸念が広がっており、WHO(世界保健機関)は3月14日(木)、FIAに対して競技者がタバコ会社を通じていかなるスポンサーシップも受けないという方針を守るよう要求した。

しかし、ジャン・トッドは、すぐにタバコ企業を禁止する計画はないと語る。

「長年、タバコ広告は禁止されている。我々はWHO(世界保健機関)の立場を完全に支持している」とジャン・トッドはコメント。

「我々に言えることはもう少しある。我々はWHOと同盟関係にあり、彼らの立場とうまく足並みを揃えている」

F1の最高経営責任者を務めるチェイス・ケアリーも、アクションを起こす必要はないと考えている。

「我々にあルールがある。我々は存在するルールを尊重するべくチームやスポンサーと協力している」

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カテゴリー: FIA