ロマン・グロージャン
FIAのギャリー・コネリーは、F1ベルギーGP後にロマン・グロージャンを1レースの出場停止諸部として理由を説明した。

ロマン・グロージャンは、F1ベルギーGPのスタート直後にフェルナンド・アロンソ、ルイス・ハミルトン、セルジオ・ペレスをリタイアに追い込む多重クラッシュを誘発。その後、FIAはロマン・グロージャンに1レースの出場停止処分を科した。

「あの事故は、FIA最高ランクの選手権の結果を完全に変えてしまう可能性があった」とギャリー・コネリーは AUTO にコメント。

「だが、ロマンが追加でペナルティを受けたのは、それが原因、少なくともそれが全てではなかった。F1で比較的新しいドライバーで優勝や表彰台の可能性があるクルマで走る特権がある場合、フィールドで難しい問題を扱う何年も経験のあるドライバーのグループと混ざり合うことになる」

「したがって、失礼ながら、新参者でグリッド後方のドライバーと比較したリーグのやや外にいるのであれば、より大きな用心と注意を働かせる義務がある」

「非常に重大な決定だったし、事実関係、証拠、歴史など、あらゆるものを時間をかけて熟考したうえで下された」

「だが、全ての決定はスチュワードの心に重くのしかかる。ドライバーを罰するという決定は決して軽々しいものではない」

またギャリー・コネリーは、グランプリへのドライバースチュワードの導入は“素晴らしいイニシアチブ”だと考えている。

「長い間、スポーツで実施されたなかで最も革命的で傑出したイニシアチブのひとつだと思う。スチュワードルームに深い経験と知識をもらせることは何物にも代え難いことだ。ドライバーをそれを真剣に受け入れている。彼らは建設的で、場合によっては、これまで私が働いてきたどのスチュワードよりも手強い」

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カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟) / ロマン・グロージャン